19 那田蜘蛛山 ページ20
あの夜から時間が過ぎ、
3人の骨折が癒えた頃緊急の指令が来た
4人共々那田蜘蛛山へ一刻も早く行くことになった。
炭｢それでは行きます。お世話になりました。｣
炭治郎さんがお礼を言うのと合わせて頭を下げる。
本当にお世話になりました。
暖かいお布団、美味しいご飯。
戦いで疲れていた体がすっかり元気になった。
お婆さんには、感謝してもしきれない。
婆｢では切り火を…｣
カッ、カッ
お清めをしてくれる姿に、
そっと頭を下げた。
｢ありがとうございます。｣
伊｢何すんだバハアっ！！！！！｣
ほっこりした気分から一転、
怒り出す伊之助さんに慌てて皆で取り押さえる。
善｢馬鹿じゃないの！？切り火だよ！！！お清めしてくれてんの！！危険な仕事行くから！！！｣
確か、伊之助さんは山育ちって言ってたな。
お清めの事知らなかったんだね。
婆｢どのような時でも誇り高く生きて下さいませ。ご武運を｣
もう一度頭を下げると、お婆さんに背を向けて4人で走り出した。
伊之助さんが、誇り高く？ご武運を？どんな意味だ？と炭治郎さんに聞いていて、
答えても質問攻めにされる炭治郎さんは、黙り走る速度が早くなる。
仲がいいなあ…
微笑ましい姿にフフっと笑顔がこぼれる。
速度が上がり私もスピードを上げているとふと、炭治郎さんがハッとしてこちらを見る
炭｢A、大丈夫か？｣
加速したことによって、私を心配しているのか
炭治郎さんが申し訳なさそうに言う。
本当に優しい人だな。
細かな気遣いに、どうしようもなく嬉しくなる。
｢大丈夫ですよ。あたしの事は気にしないで下さい。｣
これでも体力には自信があるんですよ？っと笑う
｢それよりも、出来るだけ早く向かって加勢しないと。｣
緊急の指令だ、
それほど、今回の件は今までより過酷な現場になっているんだろう。
現在も鬼と仲間が戦っているはず、
炭｢そうか！先を急ごう。｣
ホッとしたように笑顔をみせ、真っ直ぐ前を向いて走る炭治郎さん。
炭治郎さんの横顔を盗み見る。
やっぱり、かっこいいなあ。
ハッ！いけない、今は集中しないと。
浮ついた心を抑えるのよ。
軽く頬をパチっと叩き気持ちを入れ替える。
善｢？？？？？｣
真横を走っていた善逸さんが驚いてこちらを見る。
目が合うとニッコリと笑っておいた
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椎(プロフ) - 沙夢さん» 煉獄さんの所衝撃的ですよね、号泣しました(´TωT｀)。ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！頑張ります！ (2019年7月17日 0時) (
レス) id: 43adb696ff (このIDを非表示/違反報告)
沙夢 - 私は煉獄さんが亡くなった事の衝撃を忘れない(真顔) とても面白いです！お体に気を付けて、更新頑張ってください！ (2019年7月15日 22時) (レス) id: 940754a7ec (このIDを非表示/違反報告)
椎(プロフ) - 白奈さん» 白奈さんありがとうございます(*^^*)未熟者ですが更新頑張ります！ (2019年6月25日 8時) (レス) id: 43adb696ff (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - 夢主の性格がとても素敵です！今後の展開が楽しみです(*´ω`*) (2019年6月25日 0時) (レス) id: 30902f6c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎 | 作成日時：2019年6月20日 18時
