藤柱は何か抱えてるようです

変わった彼女 ページ24

義勇side

Aが竈門炭治郎と会ったらしい。

この前、Aと会った時に言われた。

「義勇が炭治郎君に鱗滝さんを紹介したんでしょ？聞いた時は驚いたよ。」

義「何故だ」

「だって、義勇が鬼である禰豆子ちゃんを殺さないなんてさ？」

義「あの兄妹には俺達には見えない固い絆がある」

「うん…ねぇ、義勇…？」

義「なんだ」

「炭治郎君ね？錆兎と真菰に会ったんだって…」

義「…！」

「その話聞いたらさ…私も前向かなきゃなって…」

「錆兎と真菰が死んじゃった時義勇に当たっちゃったこと、ずっと謝りたかった。」

義「気にしていない。」

「義勇は寄り添ってくれてたのにね…」


そんなことない…

こんな言葉足らずな俺にも呆れずにそばに居てくれる。

俺はたくさんAに助けられた。

俺が来たばかりの時だってそうだ。

あまり馴染めずにいた俺に声をかけてくれた。

錆兎と真菰と仲良くなれたのだって

Aのおかげだ。

だから、

恩返しとして、Aを救いたい。

どんな形であろうとも、Aのそばにいたい。







Aが好きだから。











義「俺はお前が大事だ。」

本当の気持ち→←前に進む為に

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す