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『よしっ』
とは言ってみたものの、まだ心臓ドキドキしてる
切り替え切り替え。この後誠士郎くんたちのチームに…
「れいかは俺のだから」
「は？なんだよお前」
なんて声が聞こえて、急いで駆けつける
やっぱりそう……誠士郎くんと錬介くん
『誠士郎くん！』
「れいか。こいつアルバムのだよね」
『そ、そう錬介くん。錬介くんも選ばれてたみたいで』
國「れいかこいつは？」
「れいかって呼ぶな」
錬介くんの隣にいた私の腕を引いて、そのまま抱き締められる
「馴れ馴れしいんだよ」って錬介くんを睨む視線が鋭くて背筋がぞくりとした
『れ、錬介くん。彼は凪誠士郎くんって言って私の』
「彼氏。だかられいかは俺の」
國「本当なんかれいか」
「だかられいかはやめろ。ほらこれ見て…」
って誠士郎くんが私の左手を錬介くんに差し出した、けど…
錬介くんは意味がわからないって顔
それはそうに決まってる…
國「見たけどなんだよ」
「…れいか指輪は？」
『あ、あのねその…外せって言われたから』
「誰に」
『絵心さん…』
「あのメガネ…」
隠してたわけじゃないんだけど、いざ言われると言葉が詰まる
そんな沈黙を破ったのは錬介くんで…
國「証拠にもなんにもなんねぇよ。俺はれいかが昔から好きだ。それは変わんねぇ」
「昔からとかそういうマウントめんどくさい」
國「面倒なら絡んでくるな。れいかはマネージャーだ。お前だけのものじゃねぇよ」
「あ、おい…行っちゃった」
あんな誠士郎くんも初めて見るし、錬介くんも初めて
ちらっと顔を見るとばっちり目が合った
怒ってる…いや、拗ねてる？
「なんで外すって言ってくれなかったの」
『ごめんね…なかなか話す機会がなかったから』
「だめ。許さない」
『っ……誠士郎くん』
壁に背中と腕を押し付けられて、誠士郎くんの顔が近づいた
ぎゅっと目をつぶる
……あれ、思っていたものは来ない？けど
『んっ…』
「俺のって印…簡単には消せないから」
って私の髪を解きながら言って満足そうに去っていった
まだじんわり熱くてヒリっとする首をタブレットの画面で確認すると、赤いマークがくっきりと
『あ、ぅ…もう』
垂れた髪では隠しきれない絶妙な位置
こっぴどく絵心さんに怒られたのは言うまでもない
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ミタンダ(プロフ) - ふーこさん» 温かいコメントありがとうございます！積極的な凪もいいですよね！どんどん更新して続編も作成いたしますので今後も楽しんでいただければ幸いです！ (5月27日 0時) (
レス) @page28 id: 764e0538c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふーこ(プロフ) - この作品大好きです！凪がグイグイ来るのがめちゃめちゃ好きです！何回読んでも｢尊い...ｸﾞﾊｱ｣ってなってます、ありがとうございます！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (5月19日 7時) (レス) id: 5f94b10415 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミタンダ | 作成日時：2023年4月8日 23時
