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「…」
『…』
恥ずかしすぎる事を言ってしまったあと
帰り道はこんな感じでずっと無言
『カギ…カギ』
アパートが見えてきたから鞄のポケットを探る
と、同じ鍵が2本取れた
そっか、昨日…
『ねぇ、誠士郎くん』
「んー？」
『もうすぐブルーロックに行く日だね』
「そういえば、そんなのあったね」
『うん。だからさ、使うかどうか分からないけど』
「うん」
使うかどうか分からないって言うのは、保険、で
実際は今後も、ブルーロックっていうよく分からない合宿が終わっても一緒にいたい
『左手、出して？』
「合鍵でしょ」
『っ…よくわかったね』
「昨日あいつが置いてったの見てたし、いつ渡してくれるか待ってた」
早くよこせと言わんばかりにグイグイ手を出すもんだから
つられて私も、私のじゃなくて
「もう俺から離れらんないねれいか」
『離れると思う？』
「思わないし、させないから」
そう言って、繋がってる手にギュッと力が入った
一緒にいたいって気持ちが私だけじゃなかったことに、つい口元が緩む
「俺が開ける。今日はもう俺が
『ふふっ、ありがとう。安心する』
「はいってはいって」
『？…う、うん』
ぐいぐい押されて、半ば押し込まれたように部屋へはいる
と、ぎゅっと力いっぱい抱き締められた
「はぁ…………もう大好きれいか」
『あ、りがと？』
「すげー嬉しくて、我慢するの大変だった」
『喜んでくれてよかったよ』
思ったより反応が薄かったのはそういうことだったのか
必死に我慢との戦いをしていたのね
「もう我慢しないけど」
『ゎ』
抱きかかえられた体がスプリングの効く所に降ろされた
ギシりと2人分の重みを感じて鳴く
「こういうのも、遠慮なくするよ」
『……ぃぃょ』
「じゃ、朝の続きいただきます」
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ミタンダ(プロフ) - ふーこさん» 温かいコメントありがとうございます！積極的な凪もいいですよね！どんどん更新して続編も作成いたしますので今後も楽しんでいただければ幸いです！ (5月27日 0時) (
レス) @page28 id: 764e0538c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふーこ(プロフ) - この作品大好きです！凪がグイグイ来るのがめちゃめちゃ好きです！何回読んでも｢尊い...ｸﾞﾊｱ｣ってなってます、ありがとうございます！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (5月19日 7時) (レス) id: 5f94b10415 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミタンダ | 作成日時：2023年4月8日 23時
