悪夢襲来。その2 ページ43
「で?その耳と尻尾はなんだよ。
あとそのにゃーってやつ」
『本人でさえわからにゃいことをどう説明しろと』
「…そうだったな。悪りぃ」
頭をぽりぽりと掻くイワイズミくん。
今起こった状況を整理すると
箇条書きにしてこんな感じ。
・なんかネコミミと尻尾生えた
・母音がアだとにゃーって発音しちゃう
・本当の耳の感覚がない
「えーでも可愛いからよくなーい?」
そう言って頭を撫でてくるオイカワくん。
いつもとはなんか変な感じ。
「ほら、ごろごろ〜」
と思ったら今度は顎をうりうりしてくる。
…なんか、ちょっと気持ちいい気も…
「気持ちいー?」
『…オイカワくんにされるとそんなに。』
「なんで!?」
「はいはーい、次俺ー」
にゅるんと出てきたマツカワ君。
水に濡れて色気3倍増しってか。
「こう?」
『んにぁー…』
「ちぇっ!気持ちよさそーにしちゃってさ!」
ほっぺを膨らませるオイカワくん。
「うわうぜー」
「あざとー」
「ひどいよ!」
『…んぅー』
「あ、気持ちいい?」
『悪くない、かも』
「…ソワソワ」
マツカワくんとじゃれてると
イワイズミくんが何かソワソワしている。
「俺も、その、やっていいか?」
「岩ちゃんウブ〜ww」
「黙れ」
「えぇ!?」
『お、お手柔らかに』
すると遠慮がちにさすってくるイワイズミくん。
「こ、こうか?」
『気持ちいー…』
「なんで!?及川さんよくなかったの!?」
『オイカワくんだとちょっとされるのに抵抗が…』
「なんでよ!」
「それが模範解答だよ。よくやったA」
『にゃー』
緩めに会話を交わしていると、体に電流が走った。
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しろめっと - MiSo様/今までありがとうございました!また帰ってきた時には貴方のネタをまたたくさん書かせてください!! (2020年4月4日 20時) (レス) id: b832a9ec5c (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - お疲れ様でした!!読んでて楽しかったです!!なんか、私ばっかりコメ欄に書いててちょっと申し訳なく感じることも多々ありましたが…。もし、ちょこちょこ書きたい時に書くとしたら今まで出たことのない他校との絡みとかを書いてみるのもありかもです…! (2020年4月4日 20時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 個人的には続き見たいです!この作品読んでてどんどんネタ浮かびますし好きなので…!!まぁ、どうするかは、しろめっと様にお任せしますが…… (2020年4月3日 19時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - しろめっとさん» わかりました!花先輩に関しては皆さん(?)にお任せいたします!!人任せになってしまいすみません!! (2020年4月3日 5時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
しろめっと - MiSo様/マッキー先輩の登場には本当に困らされました。ファンタジー路線まっしぐらネタですので少し聞いてみましょうか… (2020年4月2日 18時) (レス) id: b832a9ec5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろめっと | 作成日時:2020年3月23日 6時