１８歳、結婚します。

◎食後 ページ7

みんなでオムライスを頬張って、


美味しかったね〜






なんて笑っていたら２１時。








玲於はウトウトしてるのか目をごしごし。


ー かわいいな。




なんて思っていたら





「A〜。ぎゅぅー。」


なんていいながらほっぺをスリスリしてくる。





それをみかねた涼太が


『茉莉、そろそろ帰ろっか。』

そういって




「それじゃあ先輩、ありがとうございました！」

『またくる、玲於くんにありがとういっといて。』





帰って行った。









部屋に戻ると

すごい勢いで抱きついてきた玲於。




「どうしたの、なんかあったの？」

「べつに、なんもない。」



「だからなにって。」






「俺のこと、…、、俺のこと好き？」

「なんで」

「いーから、好き？」


「うん、好き。」




「Aのすきな俳優よりも？」

「うん。」


「漫画のキャラクターよりも？」

「うん。」









「涼太くんよりも？」

「うん。、、え？」




すると急に真っ赤になった玲於。


「なに急に、どうしたの涼太となんかあったの？」





「なんもないけど、さっき台所で別れたら付き合うみたいなの聞いて…ほんとに俺のことすきかなって。」







「なにいってんの、あれは捨てられたらのはなしね。」


「冗談でもやめて、焦るから。」



「はい、もうしません。」

「わかってくれたなら、もういいです。」


ー 小さな嫉妬

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