虎者の紅一点は現役大学生

･ 帰り道 ページ28

Aside

きょうちゃんに途中まで送ってもらった
帰り道、ずっと付けられてる気がする。



｢.....。｣



ｺﾂｺﾂ...



...え、足音？周りには自分しかいないのに。



ｺﾂｺﾂｺﾂ...。



｢.....え。｣



歩くのやめたら静かになるし。。



.....。



｢.....。｣



ｺﾂｺﾂ...



早歩きしたらその分足音も早くなってる。



｢え、。待って無理。｣



お兄ちゃんは地方行ってて今日居ないし。
ここからだったら...よし。



pururur...


??『もしも〜し』



｢ちゃか助けて。｣



宮近『A??どうした。』



｢なんか、多分付けられてる。｣


宮近『今どこ。』


｢今、○○のとこr...ｷｬｯ｣



ｶﾞﾁｬ...



宮近(A!?A!!)



??『やっと見つけたAちゃん』



今すぐに逃げないとって分かってるのに、体がうごかない。



｢...やめてください！ 離してください！いやっ！｣



??『ずっとAちゃんと過ごしたかったの。ねぇ？僕と一緒に暮らそ？』



｢...離してください!!離して！.....んっ。｣



...ああ、汚れたんだな。もう無理だ。もうダメ。。



??『Aちゃん可愛いよ。もっと見せてよ』


拒否してるのに男の人の力に敵うわけなくて。


｢...やめて。やめてください！｣


服がはだけていく。
もうダメ。このまま終わるんだ。汚くなっちゃった。



｢...ぃっ。やめてっ。助けてっ。｣



宮近『A!!』



中村『A!!』



｢...ちゃか。...うみ。｣



警『暴行罪で現行犯逮捕する。』



??『離せ！！ 俺のAちゃんなんだ！』


｢...。｣


中村『A。』


｢...っ。やめて！｣


宮近『...A。』


｢...ごめんなさい。ごめんなさい。｣


中村『...大丈夫。おちついて。』


宮近『...とりあえずAの家行こ。A。今日伊野尾くんは？』


｢ロケで地方だから帰ってこない。｣


宮近『了解。俺、滝沢くんとしめたちに連絡してくる。海人A任せてもいい？』


中村『...分かった。』


────


ここから少し暗くなります。

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