虎者の紅一点は現役大学生No.4 (ページ21)

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松倉控室...

松倉『A～髪の毛して。』

A｢え、自分でしなよ。｣

松倉『え、お願い！』

A｢...しょうがないな。｣

松田『え！？ズルくない！？俺も！』

A｢元太出ないじゃん笑笑｣

松田『えーー。。』

A｢時間があったらね？まつくがリハの時してあげる。｣

松田『やった。待ってるね。』

A｢うんうん。｣

松倉『ねー。A。』

A｢ん？｣

松倉『Aってジャニーズ入って辛い時ってあった？』

松田『え！？それ俺も聞きたい！』

A｢...んー。｣

松倉『あ、ごめん。』

A｢...2人は知らないよね。自分がどんな子だったか。｣

松田『うん。Aのことは知ってたけどAを見ること少なかったし。』

A｢うん。中学の時学校でいじめられてて。不登校気味だったんだよね。...不登校っていうか、保健室登校的な？｣

松田『...は？』

松倉『え、この前Aが！？』

A｢そう。意外でしょ？やっぱ女ジャニーズってこともあって散々言われたりしたし呼び出されたりあったし。...閉じ込められたこともあるし。｣

松倉『...そのこと知ってるのは？』

A｢JUMPとSnowManと松松たちが来る前のTravisJapanくらいかな。それもあって、東京に来たかったって言うのもあるの。｣

松田『...なんかごめん。こんな軽々聞いて。』

A｢ううん。いつかは言わないといけないでしょ？それに、もしもの時のために...2人には知っておいてほしいから。｣

松倉『...A？』

A｢...さ、髪の毛するよ。｣

松倉『...あ、うん。』

Aはまだ、他にも大事なことを隠しているように俺には見えた。

.......

A｢...笑笑｣

松倉『...え、なに。』

A｢ん？髪の毛可愛いなーって｣

松倉『...へ？...え、ちょ！ちょんまげ作るな！』

松田『もうそれで出たら？』

A｢いいじゃんいいじゃん｣

松倉『いやだ。ねえ、解いて！？』

ｶｼｬ...

A｢はいはい。｣

松倉『ちょ消して！？』

A｢やーだ。｣

松田『Aあと送って。』

A｢うんうん。｣

松倉『もう！早くして！』

A｢はいはい笑｣