1. 消えた同級生 ページ9
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先に中庭に着いた2年だけでストレッチをしていると、1年生4人と悟＿＿1年の担任の五条悟がワイワイと校舎の方から歩いて来るのが見えた。
……1年生4人？まさか。1年生は3人のはずだ。
転入生か、それとも遅れて入った新入生だろうか。
こんな学校だ。
よっぽど呪術界隈に馴染みがある家庭でなければ、まともに4月から入学なんてできやしない。悠仁然り、野薔薇然り。
だから、もしそうだとしても不思議ではない。
「あ、先輩」
恵にポケットに手を突っ込んだまま俺らの方に歩いてくる。
それに気づいた真希とパンダも、恵ではなくその後ろに注目しているみたいだ。
そんな俺らを見て、1年生は爛々と目を輝かせている。
多分、早く紹介したくて待ち切れないんだろう。
「やっほ、3人ともー。元気？」
「転入生。入ったんですよ」
紹介しようと思って。と、恵は担任である悟の言葉なんかお構いなしに話し始める。
元気出してよー、と悠仁に慰められてる様はとても教師にも最強にも見えない。
「これで1年も4人ですよ！」
しかも女の子！と釘崎がなぜか自慢気に鼻息荒く息巻くと、その背後から女子が顔を覗かせた。
少し赤みのかかった黒茶の髪。
ぱっちりしたつり目に、厚い唇。
それを目立たせない小麦色の肌。
「こんにちは！真希先輩、狗巻先輩、それにパンダ先輩！」
懐かしくなんて思うはずがないのに。
ハスキーボイスで紡がれた言葉は、風と共に抜けていった。
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鹿毛(プロフ) - 林檎さん» 林檎さん、そう言って頂けて光栄です！別垢の方を中心に活動していたため、返信も投稿もかなり間があいてしまいました...。林檎さんパワーでまた投稿頑張ります！棘くんは原作ではおふざけ要員みたいなところがあるので難しいですが、温かい目で見守ってください(^^) (2020年12月23日 14時) (
レス) id: 2c64977e89 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - めちゃくちゃ面白いです。とげくん視点のお話なんて見たことないし内容も面白かったです。続きお待ちしております。 (2020年11月17日 4時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
鹿毛(プロフ) - 雨村@超高校級の絶望さん» 雨村＠超高校級の絶望さま、ありがとうございます！めっっちゃ嬉しいです！展開が遅い作品ですが、お付き合い頂けると嬉しいです(^^) (2020年9月25日 16時) (レス) id: 2c64977e89 (このIDを非表示/違反報告)
雨村@超高校級の絶望(プロフ) - わ、やば、めちゃくちゃ面白いです！！！応援してます！！更新頑張ってくださいれ！ (2020年9月25日 11時) (レス) id: d3cbdf2262 (このIDを非表示/違反報告)
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