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みんなここまで読んでくれてありがとう。 『結婚』 ページ49

全員「おつぷり〜!」
毎週末に行われる恒例の全員生放送。今日はいつもとは違い、全員なーくんの家に集まって放送している。
なーくんが放送を切る。
ななもり「今日もみんなに楽しんでもらえてよかったね!」
ジェル「せやな〜」
るぅと「もっともっとリスナーのみんなに楽しんでもらえることをしないとですね」
ころん「そ〜だね〜」
ななもり「よし、じゃあ今日も遅いし、解散しようか。」
メンバー「あ〜い」
なーくんの声で各々散り散りになった。
僕は真っ先にさとみくんの所へ行く。
ころん「さとみくん、今日一緒に帰……」
さとみ「莉犬〜!帰ろ〜ぜ!」
莉犬「い〜よ〜」
さとみくんは莉犬くんと二人で帰っていく。
ころん「……………」
はぁ。
声にならないため息をついた。
僕達は数ヶ月前から付き合っている。もちろんラブラブ…………ではない。ハグは数えるくらいしかしたことないし、キスも全くしていない。さとみくんからの「好き」も告白以来一回もない。そう言う僕も好きなんてさとみくんに言ったことない。
別れた方が、いいのかな。
そんな思いが脳裏を過る。
僕はふらふらと家に帰った。
ドアノブに手をかけると、すんなり開いた。
え?
出かける前に鍵は閉めたはずだ。泥棒?
恐る恐る家へ入る。
辺りを見回しても人の気配はない。と、その時。
ギュッ
後ろから誰かに抱きしめられた。驚いて振り向くと、さとみくんが居た。
さとみ「おかえり。ころん。」
ころん「さとみくん!?なんでっ、ここに?」
さとみ「いや……それはその………」
さとみくんは口ごもった。
さとみ「もうちょっとちゃんとした場所で言いたかったんだけどさ。」
ころん「え?どういうこと?」
さとみ「……ころん。」
さとみくんは僕の前で跪き、懐から小箱を取りだした。小箱の中には銀色に光る指輪が。
さとみ「ころん。俺と結婚してくれないか。」
ころん「………!!!」
嬉しさで声が出ない。
ころん「はいっ………!!」
さとみ「!!!やった〜〜っ!!!」ギュッ
ころん「わあっ!」
さとみ「大好きぃ〜っ!ころんっ!絶対幸せにする〜っ!」
ころん「僕も………だいすき……だよ?」
さとみ「………子供何人欲しい?」
ころん「はっや!!!!」
さとみ「ちょっとベッド行こうか」
ころん「え?ちょっと待ってまだ結婚式もしてn」
さとみ「まあそんな事言うなよ〜」ドサッ
ころん「ひえ」
さとみ「楽しい夜を過ごそうな?」
ころん「は、はひ………」
【END】

ここまで読んでくれた君へ→←俺の可愛い彼女と【完結】



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飴利 - 僕の理性を…破壊するの…お得意なんですね… (8月10日 15時) (レス) @page19 id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
飴利 - かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい (8月10日 14時) (レス) @page17 id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
Rou - 俺の可愛い彼女泣きました(´;ω;`)すごくいい話でしたぁ(´;ω;`) (7月28日 10時) (レス) @page50 id: e81d0aeadd (このIDを非表示/違反報告)
へっ - 尊ぃ! (2022年7月4日 4時) (レス) @page5 id: ea466f205a (このIDを非表示/違反報告)
腐男子 - 尊い尊い尊い(キッモ( ´∀` ) (2022年2月10日 11時) (レス) @page10 id: 6f4c4ebf22 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまご | 作成日時:2021年5月14日 22時

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