さところ短編集3っ！（早いとか言わないで事情あるから）

おやすみ ページ33

さとみ「ふぅ〜！終わった…」
溜まりに溜まった仕事を今日のうちに何とか終わらせることが出来た。コップ1杯の水を一気に飲み、寝室へ向かった。
ドアを開けると、よだれを垂らして寝ているころんの姿が。そのかわいい姿に目尻が垂れ下がる。
さとみ「あ〜癒される……………好き………」
ふわふわしたころんの頭を撫でると、ころんは気持ちよさそうに目を細めて俺の手をぎゅっと握った。
かわいすぎぃ………
毛布の中に入って、ころんと俺のおでこをくっつける。ころんの温かさが伝わってくる。
さて俺も寝るかところんの頭に乗せた手を移動させようとした時。
ころん「んやぁ…………」
さとみ「…………ぇっ…」
ころんが俺の手を強く強く握った。
ころん「離れちゃ……………やぁ…………好き……らから………らいしゅき………しゃとみきゅ………へへ」
さとみ「…………」
は？好き。かわい。なにそれ。尊。
俺はころんに思いっきり抱きついた。無意識なのか分からないが、ころんも抱き返してくれた。
ころんの首筋にちゅっとキスを落とし、ころんの匂いをかいだ。
いい匂い………
だ……い……すき………
どんどん瞼が重くなっていく。俺はそこで寝落ちした。



ころん「なんで寝たふりって気づかないんだろ……ふふ、よしよし。大好きだよ。さとみくん。おやすみなさい。」
ちゅ♡

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