さところ短編集3っ！（早いとか言わないで事情あるから）

浮気！？4 ページ31

さとみ『大好きです！！！俺と付き合ってください！！！』
飲み会の帰り道。さとみくんはすがるような目で僕に告白してきた。もちろん、答えはOK。僕もさとみくんのことが大好きだった。
さとみくんは僕のことを本当に愛してくれた。かわいいね。大好きだよ。ずっと一緒にいようね。
さとみくんは毎日のようにそう言ってくれた。僕はとても嬉しかった。これからもずっとずっとさとみくんと手を取り合って生きていくのだろう。そう思っていた。
ある時からさとみくんは僕に冷たくなった。
ゲームに誘っても今忙しいから、と断る。勇気を出して僕からハグをした時も、やめてよと無理やりに手を解かれた。
心にぽっかりと空いた穴を冷たい風がひゅうひゅうと通り過ぎていく。
ひどいよ。だいすきなのに。
あのねさとみくん。
ぼくほんとはだいすきなんだよ。
きらいじゃないの。むしろだいすきなの。
ねぇ。ぼくのきもちをわかってよ。


さとみ「ころん！！！！」
ぎゅっ………
さとみ「ほんとにごめんな！！！お前の気持ちをまったく知らないで平気で浮気して………許してなんて言えないよ。でも、お前のことは大好き！！！！！愛してる！！！！！ころん、俺のこと嫌いになっただろ？ほんとに……………ごめん…………」
ころん「…………！！」
心に空いた穴が塞がっていくような気がした。ころん「うぅええええあえっ…………ざどみぐっ…………ざびじがっだ…………ふぇえええっ……」
さとみ「よしよし。」
さとみくんはいつだって僕の頭を撫でてくれる。子供扱いしないでよと口では言うが、ほんとはすごく嬉しい。
ころん「さとみぐ………すぎっ！！だいすきぃ………ずっど………そばにいてね？」
さとみ「かわい…うん、約束だろ？ずっとそばに居る。ずっところんを守る。」
ころん「んへへ………すきぃ………」ｽﾔｽﾔ
さとみ「寝ちゃった。ふふ、よしよし。」



ななもり「俺いる？」

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