六人兄弟 ページ24
ころん「みんなに話がある。」
さとみ以外「どしたのー?」
ころん「最近さとみくんが構ってくれない。」
莉犬「めんどくさい彼女かよ」
ころん「ゲーム誘っても「ごめん用事あるから」ってもう二週間一緒にゲームしてないの。」
ななもり「うーん、さとみくんどうしたんだろう?」
ジェル「そういや明後日ころんの誕生日やな。」
るぅと「そのサプライズプレゼント用意してるんじゃないですか?」
ころん「いやないでしょ。さとみくんに限ってそれは無いと思う。」
〘2日後〙
全員「ころちゃん誕生日おめでとー!」
ななもり「ハイこれプレゼント!!」
莉犬「俺もー!」
るぅと「僕もー!」
ジェル「俺もー!」
ころん「ありがとう!!」
ななもり「あれ?さとみくんプレゼントあげないの?」
さとみ「あー、まあまあまあまあ…………」
ころん「…………………」
結局さとみくんプレゼントくれなかったな。さとみくん、僕のこと嫌いなのかな?
ころん「うぇええっ………」
さとみ「ころん。」
ころん「わっ!」ゴシゴシ「どうしたの?」
さとみ「えっと、その………はい。」
さとみくんが僕に木箱を差し出した。木箱を開けると、ハートのネックレスが入っていた。
ころん「さとみくん、これ………」
さとみ「えと、二週間ずっと誕生日プレゼント探してたんだ。ごめん。構ってやれなかったな。寂しかっただろ。」
ころん「うん……」
さとみ「おいで。」
さとみくんが両手を広げた。僕はそこに飛び込んだ。ちっちゃいころ、喧嘩で負けたりした時、さとみくんはこうやって抱きしめてくれた。(ちなみにこの前のルーティンはこれの後なのでころちゃんはさとみくんに抱きしめられるのは久しぶりです。)
ころん『わあああああんっ!!!』
さとみ『よしよし。いたかった?』
ころん『うんっ………えぐっ』
さとみ『いたいのいたいのとんでけ!ほら、もういたくないよ!』
さとみ「よしよし。」
ころん「さとみくん。」
さとみ「なあに?」
ころん「大好き。」
さとみ「ふへへ、俺もだよ。」
僕はさとみくんのことが大好き。だけどその「好き」が男として「好き」だということを僕はまだ知らない。
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飴利 - 僕の理性を…破壊するの…お得意なんですね… (8月10日 15時) (レス) @page19 id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
飴利 - かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい (8月10日 14時) (レス) @page17 id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
Rou - 俺の可愛い彼女泣きました(´;ω;`)すごくいい話でしたぁ(´;ω;`) (7月28日 10時) (レス) @page50 id: e81d0aeadd (このIDを非表示/違反報告)
へっ - 尊ぃ! (2022年7月4日 4時) (レス) @page5 id: ea466f205a (このIDを非表示/違反報告)
腐男子 - 尊い尊い尊い(キッモ( ´∀` ) (2022年2月10日 11時) (レス) @page10 id: 6f4c4ebf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまご | 作成日時:2021年5月14日 22時