さところ短編集3っ！（早いとか言わないで事情あるから）

お熱コンコン？ ページ19

ころん「ゲホッ！ゴホッ！」
やばいな…………熱かもしれない………
今日さとみくんち行くのに………
ころん「あ………ダメだ………」ｸﾗｯ
僕はそのまま気を失ってしまった。



さとみ「ころん遅いな………」
もうとっくに来てる時間なのに。
突撃するか。
全速力でころんの家まで行き、インターホンを鳴らした。
さとみ「………………返事ない。」
ドアノブに手をかけると、ドアはあっけなく開いた。鍵かけてねぇのかよ。
部屋の中に入ると、冷たい風が頬を撫でた。
寒。
腕を擦りながら寝室へ行くと、ころんがタオルケットを被ってすやすやと寝ていた。柔らかなほっぺはいつもより赤い。息も荒い。
もしかして――――
額に手を置くと、とても熱かった。
やっぱりな！こんな寒い部屋で寝てたら熱出るわ！！！
よし、まずは…………
戸棚から冷えピタを取り出してころんに貼り、押し入れの中にあった毛布をころんにかけた。今のうちにおかゆでも作っておくか！
〘数分後〙
我ながらいい出来！
お粥を寝室に持って行くと、スマホをいじっているころんがいた。
さとみ「あ、ころん起きてたんだ。」
俺が話しかけるなりころんは俺に飛びついてきた。
ころん「さとみくんっ！寂しかった……来てくれたんだねっ！あのねあのねっ！」
さとみ「ころん、ちょっと落ち着こうか。ころん今体調悪いから………」
ころん「僕が元気になったらいっぱいおしゃべりとかゲームとかしていいの？僕、元気になる！！頑張るねっ！！」
さとみ「ぐうううううっ♡♡♡♡」
ころちゃんが元気になった時ころちゃんの腰が終わったのはまた別の話。

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