十五話 ページ25
とあるオフィスにて。
「お呼びですか、首領」
と。ドアを開け、部屋に入って来たのは、五大幹部の一人、中原中也。
そしてそれを迎えたのは、此のヨコハマに君臨するポートマフィアの首領、森鴎外。
ちなみに彼はでれでれと幼女と戯れている。
こんな光景を見ると本当に此の組織は大丈夫なのか…?と不安にならない事も無いが、まぁマフィアは安泰だ。
「ちょっとリンタロウ!!ホントにでれでれしてて気持ち悪い!!チューヤもそう思うでしょ?」
と。突然話を森鴎外が溺愛するエリス嬢に話を振られた中也。
「え゙っ。…否、首領がそこまでなるのは、エリス嬢が大変…可愛らしいからかと」
ヘタな事を言おう物ならどうなるか知った事では無い。
森はエリスに言われて中也が入って来た事に気付いたらしい。
「嗚呼、中也君。赤坂君の事なのだけれどね…」
と、話を切り出した。
「はい。」
「彼女、大丈夫かい?」
森からの、唐突な質問。
中也はそんな質問に困惑するしかない。
「…大丈夫、と言いますと?」
何か問題でもあるのだろうか。変な汗が中也に伝う。
「…彼女、何処と無く太宰君に似てるなぁ…と思ってね。」
「…そう、ですか?」
一体何を言い出すのだろう。Aがあの糞鯖に似ている?
頭の中で半数するが、イマイチ分からない。
寧ろ、似て欲しくない。切実に。全力で。
あ。Aの昼飯用意すんの忘れてた…
474人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さち - 今一気読みしました!!中也さんに頭撫でて貰うシーンが凄くにやけちゃいました。更新頑張ってください!! (2019年9月25日 20時) (レス) id: 50e2c8124c (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 良いですね!其れは安心しました!元気なのが一番ですもんね! (2019年5月30日 21時) (レス) id: b8888aeaec (このIDを非表示/違反報告)
たま猫715(プロフ) - 麗華三日月さん» ありがとうございます…!私、結構体は丈夫なんですよ〜。やっぱり健康第一ですかね(笑) (2019年5月30日 9時) (レス) id: 1d5aed1ffe (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - はい!暑いとやる気が出ないですが、たま猫715さんの作品を読むと元気が出ます!無理しすぎないで下さいね。楽しみにしてます! (2019年5月30日 7時) (レス) id: b8888aeaec (このIDを非表示/違反報告)
たま猫715(プロフ) - 麗華三日月(セイレーン)さん» お久しぶりです!最近暑くなってきましたね!これからも頑張って更新しますね! (2019年5月29日 22時) (レス) id: 1d5aed1ffe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たま猫715 | 作成日時:2019年4月19日 16時