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甘露寺「Aちゃーん!!」
『こんにちは、蜜璃さん』
甘露寺「おいでませ我が家へ!!」
『すごい、甘くていい匂いですね』
甘露寺「気づいた?私養蜂やってるの
その蜂蜜使ってパンケーキ作ってあげるね!」
『ぱんけぇき?』
甘露寺「すっごくおいしいのよ!」
ぱんけぇきとやらを食べたのだけどとてもおいしかった
また食べたい
甘露寺「それじゃこれに着替えてきて」
『…え』
た、体型丸わかりの衣装…
…今すぐにでも脱ぎたい
おい、今手足すらーっとしてていいけど胸足りないって言ったやつ誰だよ、泣くぞ、知ってるけど!!
甘露寺「はーい足開いてー」
『いたた、最近柔軟怠ってました…』
甘露寺「でもさすがね、なかなかにやわらかいわ!
次行っていいわよ!」
『え、もうですか?』
甘露寺「早く伊黒さんのとこ行った方がきっとAちゃんのためになるわ!
いってらっしゃい!!」
『またぱんけぇき作ってください』
甘露寺「そんなのいつでも作ってあげるわ!また来てね!」
伊黒「やっときたか、意外と遅かったなぁ
甘露寺のところには1日しかいなかったようだけど、その前で手こずっていたのか?宇髄のとこか?それとも時透のとこか?」
『お館様からの指令がありまして、それを終えてから参加してるので、柱稽古に5日ほど遅れて参加してます』
伊黒「そうか、それでももっと早く来れただろ
まぁいい、俺は甘露寺のように甘くないからな
お前にはこの障害物を避けつつ太刀を振るってもらう」
そこには私よりか早くここへ来ただろう隊員が、そこらかしこにはりめぐらされた木に括り付けられていた
『なにかの処刑場ですか、これは』
伊黒「あぁそうだな、こいつらは重大な罪を犯した」
『それは?』
伊黒「弱い罪、覚えない罪、手間を取らせる罪、イラつかせる罪という所だ」
『だいぶ理不尽ですね』
伊黒「弱いのがいけない」
『じゃあちゃんと稽古してあげてくださいよ…』
伊黒「今からお前に稽古をつけるから放っておく」
『このまま!?』
伊黒「言っただろ、この障害物を避けつつ太刀を振るってもらうって」
『なんと…』
そうして始まった地獄のような稽古
周りにいる隊士の表情がつらすぎる
これ、精神攻撃しにきてるでしょ
しかもさ、ヒッとか言うなよ!
私声で心情とかわかるんだって!!
ごめんね!!怖いよね!
木刀とはいえ当たったら痛いしね!?怪我するもんね!?
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kkijiq(プロフ) - 最高です。 (2020年3月24日 21時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 蒼斗@私立受験間近さん» ホントですね!?!?!?!?やってしまった、ありがとうございます! (2020年1月13日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
蒼斗@私立受験間近 - 127話のところ、「八重桜」じゃなくて、「八重霞」ですよ!! 更新頑張ってください^^ (2020年1月13日 12時) (レス) id: 93e55abd52 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - コアさん» あけましておめでとうございます!どっちも頑張ります! (2020年1月5日 15時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
コア - 明けましておめでとうございます!小説楽しみにしていますが、受験勉強の方も、頑張って下さい!! (2020年1月5日 10時) (レス) id: 0731151586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月17日 0時