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炭治郎「ごめんくださーい
冨岡さーん、こんにちはー、すみませーん
義勇さーん、俺ですー、竈門炭治郎ですー
こんにちはー、入りますー」
『え、入るの!?』
炭治郎は戸を開けて入っていった
炭治郎「こんにちは、冨岡さん」
『す、すいません、お邪魔します…』
何も気にせずズカズカ入っていく炭治郎
…いいのか、怒られないのか
……怒鳴られる気配はないな、じゃあいっか
って、炭治郎近くね!?
座るのめっちゃ近くね!?!?
炭治郎「今なんか隊士の質を上げるために柱が直々に稽古をしてくれるっていう感じでみんなで稽古してるんですけど」
冨岡「知ってる」
炭治郎「あ!知ってたんですね、良かった」
『話し合いの場に冨岡さんはいましたから…』
炭治郎「そうなんですね、俺あと7日で復帰許可が出るから稽古つけてもらっていいですか?」
冨岡「つけない」
冨岡さんなんか怒ってる??
炭治郎「どうしてですか?じんわり怒ってる匂いがするんですけど何に怒ってるんですか?」
冨岡「お前が水の呼吸を極めなかったことを怒ってる
お前は水柱にならなければならなかった」
…なんで?
炭治郎「それは申し訳なかったです
でも鱗滝さんとも話したんですけど使っている呼吸を変えたり新しい呼吸を派生させるのは珍しいことじゃないそうなので
特に水の呼吸は技が基本に沿ったものだから派生した呼吸も多いって」
冨岡「そんな事を言ってるんじゃない
水柱が不在の今、一刻も早く誰かが水柱にならなければならない」
『え??何を言ってるんですか?冨岡さんが水柱じゃないですか』
冨岡「俺は水柱じゃない、帰れ」
そういうとどこかへ行ってしまった
その後炭治郎はびっくりするくらい付きまとう
『ね、ねぇ、さすがに付きまといすぎない…??』
炭治郎「根気強く話続けなきゃ!」
もしかして炭治郎って言葉通りに行動してる…??
まぁ、でもそのおかげか
『冨岡さん随分戸惑っているし、しつこすぎて話さざるを得なくなるかもしれないし、このまま付きまとってもいっか
駄目だったら一旦引けばいっか』
4日後、炭治郎のあまりのしつこさにやられたのか冨岡さんは口を割った
冨岡「俺は最終選別を突破していない」
炭治郎「えっ、最終選別って藤の花の山のですか?」
最終選別を突破していないのに鬼殺隊になれるわけがない
どういうことだろう??
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kkijiq(プロフ) - 最高です。 (2020年3月24日 21時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 蒼斗@私立受験間近さん» ホントですね!?!?!?!?やってしまった、ありがとうございます! (2020年1月13日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
蒼斗@私立受験間近 - 127話のところ、「八重桜」じゃなくて、「八重霞」ですよ!! 更新頑張ってください^^ (2020年1月13日 12時) (レス) id: 93e55abd52 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - コアさん» あけましておめでとうございます!どっちも頑張ります! (2020年1月5日 15時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
コア - 明けましておめでとうございます!小説楽しみにしていますが、受験勉強の方も、頑張って下さい!! (2020年1月5日 10時) (レス) id: 0731151586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月17日 0時