116 ページ29
Aside
目を開けるとどこかの天井が見える
周りを見渡すと見覚えのある景色に人が1人いた
アオイさん…ここは蝶屋敷か…
アオイ「…!!目を覚ましましたか!?
もう、ほんとに心配だったんですから…!!」
『アオイさん…
っ…』
起き上がろうとしたら体の傷が痛んだ
アオイ「起き上がろうとしないでください、傷、深いですから
しのぶさん呼んで来ますから大人しく待っていてください」
胡蝶「目が覚めてよかったです、Aさんは2週間目を覚ましていなかったんですよ?」
2週間かぁ、だいぶ寝てたなぁ
体を起こしたくて、しのぶさんに起こすのを手伝ってもらった
『しのぶさん、皆は?』
胡蝶「宇髄さんは手当を受けたらその日の朝には屋敷に帰っていきました
炭治郎さんはAさんほどではないにしろ傷を負っていますが3日ほどで目を覚ましています
善逸さんは1日で目を覚ましていて特にひどい傷はなかったので泣きながら任務に向かっています
伊之助さんも善逸さん同様ですでに任務を行っています」
『そうですか…皆が無事でよかったです』
胡蝶「無理しないでくださいよ、ほんとに…!!最悪死んでいたかもしれないんですからね…!!」
『すみません、心配かけて…』
胡蝶「傷、凄い深かったんですよ…残念ですが恐らく背中とかの傷跡が残ってしまいます……」
『傷が残るくらいなんともないですよ
鬼殺隊にいる以上仕方ありませんから』
しょうがない、戦いの傷は勲章のようなもの
胡蝶「Aさん、貴方は女の子なんですよ
傷がない方がいいに決まってるじゃないですか」
『お嫁にいけないとかよく言いますもんね』
胡蝶「えぇ、そうです、肌を見せる時に傷があるのはよくないと言われてますからね」
『一緒にお風呂入らなきゃいいだけの話じゃないですか?』
胡蝶「…Aさんはそういう人でしたね」
『え??』
胡蝶「いずれ、愛する人には体を見せる日がやってくるんですよ」
『なぜ…?』
胡蝶「イイコトをするためですよ」
『いいこと…ってそれ任務行く前にも聞いたんですけどなんなんですか?』
胡蝶「知らなくていいんですよ」
『しのぶさんもそう言うんですね』
胡蝶「きっとそのうち分かりますよ
とりあえず1人だけに目覚めた報告をしておいたので多分そろそろ飛んでくる頃だと思いますよ」
『1人だけ…?』
胡蝶「それではごゆっくり」
327人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たまきゆら(プロフ) - みぃさん» そ、そんな、ほ、褒めても何も出ませんよ!照れるじゃないですか!期待に応えられるように頑張ります、ありがとうございます! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて1から全部読んできました!とても楽しく読んでいます!不死川さん推しなのでまじで嬉しいです!(土下座)無理せず更新頑張って下さい! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 55587a9e76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月13日 0時