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宇髄「不死川、Aが正式に柱になった時の柱合会議覚えてるか?」


不死川「あぁ」


宇髄「響の呼吸の使い手は奏の呼吸も使っていた、とお館様は仰っただろ」


不死川「そうだな」


宇髄「Aな、この戦いで奏の呼吸を使ったらしいんだ」


不死川「らしいってなんだよ、一緒に戦ってたんだろォ?」


宇髄「すまねぇが、俺は使っている姿を見ていなかったからな…
あの、鬼を連れた鬼殺隊員を覚えてるか」


不死川「あぁ、もちろんだァ」


宇髄「そいつがな、Aは響の呼吸の使い手のはずなのに俺が鬼のところに到着する前に、奏の呼吸と発していたのを聞いていたと
そしてその瞬間身体能力があがったように感じたと」


不死川「身体能力があがるゥ?」


宇髄「ちなみにな、俺もAが戦線に復帰してから身体能力があがったのを感じた
そのあいだ毒に蝕まれている体が嘘みたいに軽くなってなぁ…
詳細はどうかよくわかんねぇけどよ、その奏の呼吸ってのは仲間の能力をあげられるからこそ鬼舞辻無惨を倒すために必要な呼吸って言われるんじゃねぇかな」


不死川「たしかあの時お館様は響の呼吸の使い手は奏柱だったと言っていたな
Aもそうなるんだろうか」


宇髄「さぁ、それはどうだろうな…」




…………




なんだよ、この沈黙

話題がなくなったらただ気まずいだけじゃねぇかよ




宇髄「なあ不死川」





そんな沈黙を宇髄は破ってきた




不死川「んだよ」


宇髄「Aをよろしくな」


不死川「おう……………はぁ!?」




突然、何を言い出すんだよ

てかその感じバレてんじゃねぇの…?

殴られる?俺?

俺の大事な継子にいいいいいって殴り飛ばされる????




宇髄「バレてねぇとでも思ってたのか?
前の柱合会議の後からか?簪をより大切にして、嬉しそうにつけてたんだよ」




柱合会議の後とかほんとにドンピシャじゃねぇか…




宇髄「極めつけは不死川のさっきの顔な」


不死川「忘れろォ」


宇髄「いや、ぜってぇ忘れねぇな」


不死川「てめぇ…」


宇髄「まぁでも、大事に想ってくれてそうだったし心配しなくていいかなって思ったわ」


不死川「…なんだよそれ」


宇髄「ムカつくけどよ、そこらへんの雑魚共よりは安心だな、俺より強いしAも幸せそうだし
んじゃ、俺帰るわ」


不死川「おい」




言い逃げかよ、なんだあいつ

でも殴られなかっただけマシか??

まぁでも




不死川「許可も取れたし幸せにしてやるよ」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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たまきゆら(プロフ) - みぃさん» そ、そんな、ほ、褒めても何も出ませんよ!照れるじゃないですか!期待に応えられるように頑張ります、ありがとうございます! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて1から全部読んできました!とても楽しく読んでいます!不死川さん推しなのでまじで嬉しいです!(土下座)無理せず更新頑張って下さい! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 55587a9e76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月13日 0時

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