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不死川｢響波は、それでいいのかよォ｣
『はいっ』
不死川｢またされるかもしれないんだぞ｣
『…っ、い、いいです、嫌じゃないので！
あ、で、でも…』
不死川｢なんだァ？｣
『なんで、したんですか…？
し、しのぶさんに、それは恋仲の人がよくすることだって言ってました
だから、好きでもなんでもないのにするのはよくないですよ…？』
不死川｢なぁ響波｣
『は、はい』
不死川｢男女が抱きつくのも恋仲がよくすることだぞォ？｣
『!?』
急いで手を離した
不死川｢お前はなんで俺に抱きつくんだァ？
好きでもないのに、男に抱きつくもんじゃねぇぞォ｣
なぜか不死川さんは私の顔に近づいて言葉を放つともっと顔を近づけてきて唇にやわらかい感触が伝わる
『!?』
心臓がドキドキしすぎて体からでていくんじゃないかというくらい動いている
不死川｢俺はお前にしたくなったからしただけだけどなァ
逆に聞くけどよォ、なんでお前は抱きついてきたんだ？
呼び止めるだけで抱きつかなくてもよかっただろォ？｣
『そ、それは、私もしたくなったからしただけですよ…ってわっ』
私は不死川さんに引き寄せられて抱きしめられていた
それに応えるように私も腕を回した
不死川｢…A｣
『…!?』
な、名前で呼び捨てにされた…!?
不死川｢…甘味処行くか？｣
『…！
は、はい!!』
どちらからともなく離れると不死川さんは私の手を取って指を絡めてきた
『へっ』
私が驚いていると
不死川｢…したくなったからしただけだァ｣
と言って甘味処着いて席座るまで手を離さなかった
仲直りできたからか酷く安心して今まで通り話せるようになった
どんな話題でも不死川さんは聞いてくれる
『ねぇ、不死川さん』
不死川｢おい、俺がAって呼んでんのに不死川さんって呼ぶなやァ｣
『え、えー…じゃ、さ、実弥さん……？』
不死川｢呼べるじゃねぇか｣
今まで通りじゃないのは呼び方
そして、嬉しさ
誰かと一緒にいれることがこんなにも嬉しいって思ったことがあっただろうか
好きだな
ふとそう思った
今まで好きなんて分からなかったのに、なぜか好きって言い張れる
『じゃあね、実弥さん』
その分別れるのが惜しくなる
それを分かってくれたのかなんなのか生まれて3回目のそれをされて
不死川｢また連れてってやる｣
そう言って去っていった
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心裕(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています！何ので続けて欲しいです！ (2019年11月8日 20時) (
レス) id: f4990c4ae0 (このIDを非表示/違反報告)
みかんのかわ(プロフ) - 更新は続けて欲しいです！とても素敵な作品なので楽しみにしてます！ (2019年11月8日 18時) (レス) id: bd0b20647b (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 更新続けて欲しいです！この小説大好きなので！私はあまり被ってるのとか気にしないです。 (2019年11月8日 17時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 冷月さん» わー!!嬉しいです！これからも頑張ります！ (2019年11月7日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
冷月 - わー！！この話すっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2019年11月7日 6時) (レス) id: 0628a6c5b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまきゆら | 作成日時：2019年11月5日 0時
