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瞬きをしているその一瞬で鬼の頸はとんでいった




俺がここの近くにたまたまいてよかったなァ?

っと話す目の前にいる人間
白い髪に傷だらけの肌、そして開けている胸元




間違いない




『おはぎの人…』


不死川「あ"ァ?お前今なんつったァ?」


『すみません、不死川さんありがとうございます』


不死川「てめぇ、今おはぎの人とか言ったよなァ?聞こえてんぞゴラァ」


『おはぎ3つあげるので許してください』


不死川「別におはぎは好きじゃねェ!」


『え、そうなんですか?
あんなに美味しそうに食べていたのに…』


不死川「おまっ…!
くっそ、どこで見やがったァ」


『に、2週間ほど前に甘味処で目撃しました…』


不死川「…お前誰にも言うんじゃねェぞ」


『…わかりました』


不死川「ほら行くぞ」


『どこへ?』


不死川「お前の家に決まってんだろぉがァ!」




なるほど、家まで送ってくれるんですね




『…不死川さんって本当に本当は優しいんですね』


不死川「はァ????????」




おっと、口に出ていたようだ




不死川「別に、お前を守るためじゃなくてお前を襲う鬼を倒すためだからなァ、勘違いすんじゃねぇぞォ」




っとゆっくり歩き出した

すたすた歩き出してもおかしくないのにね

私が怪我人なことをわかっているのかゆっくり1歩前を歩いていた









『ほんと、不器用なんですね…』


不死川「なんか言ったかァ?」


『いえ、なんでもないです』




ただただ無言で歩いているのに不思議と居心地の悪さは感じなかった









『すみません、ありがとうございました』


不死川「礼なんかいらねぇよォ
お前のためじゃねぇからァ」




と言うと風の速さで消えていった

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たまきゆら(プロフ) - 碧さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年10月29日 19時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください!! (2019年10月29日 16時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - シュカさん» 響の呼吸ですね、ご指摘ありがとうございます。訂正致します。 (2019年10月29日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 響の呼吸であってますよね?偶に音の呼吸ってなってますよ?勘違いだったらすいません。 (2019年10月29日 13時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 涙さん» ホントですね!ありがとうございます!! (2019年10月29日 1時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年10月29日 0時

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