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十二鬼月…!

どうりで強いわけだ…!




宇髄「A、ここは俺に任せろ、大丈夫だから」


『でも』


宇髄「いいから!
下弦の参をなめちゃいけねぇ、まだ手に負っていいような相手じゃねぇんだよ」


『…!』


宇髄「…俺は大丈夫だからよ」


吽「いいねぇ、いいねぇ、そういうの
壊したくなるよ」




私が戦っていいような相手じゃない

手を出しちゃいけない

でも、大好きな人が傷つけられてて助けるなってなんだよ…!




頸をまともに斬れないが故に戦いが長引いている

実力は父上の方が上なのは確実なのに頸を斬ることができない




私はそれを

眺めることしか出来ない




宇髄「…!」




あぁ、また父上の体に傷がついた




宇髄「なんだこいつそれだけか地味だな」


吽「よく言うね、ボロボロになってきているというのに」




早く、早く斬って…!




「おい、奏者よ
そのまま突っ立っているだけでいいのか

あぁ、余は期待していたのにな、無駄な期待だったか」




仕方ない、手を出すなって言われたんだ




「だからって仲間が傷つけられているのを黙って見てるというのか、情けない

あんな敵の首なんて、"想い"さえあれば斬れるというのに」




簡単に斬れてたら父上はもうすでに戦闘なんて終えている




「奏者はできるぞ」




そんなわけあるか




「傷つけられている仲間への怒りを感じろ

傷つけられている仲間への想いを感じろ

さすれば奏者の道は開く」




怒りなんて感じてる、私は父上が大好きだ

拾ってくれた恩を忘れることなんてない





気づけば勝手に体は動いていて




『響の呼吸____________』

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たまきゆら(プロフ) - 碧さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年10月29日 19時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください!! (2019年10月29日 16時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - シュカさん» 響の呼吸ですね、ご指摘ありがとうございます。訂正致します。 (2019年10月29日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 響の呼吸であってますよね?偶に音の呼吸ってなってますよ?勘違いだったらすいません。 (2019年10月29日 13時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 涙さん» ホントですね!ありがとうございます!! (2019年10月29日 1時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年10月29日 0時

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