か な で ろ【鬼滅の刃】

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もっと早く動け




そうじゃないと絶対に勝てない




やるなら本気でやりにいく…!!




早く動け




姿がなくなったと錯覚させるほど…!!









煉獄｢…！｣









後ろに回って、後ろから…!!









『くっ……』









防がれた…！




急いで後ろに下がって距離をとる




…が




煉獄さんが向かってきた

攻撃を防ぐのに精一杯だ

一撃一撃重たい

しんどい









煉獄さんが大きく振りかぶった

今だ、足に力をためろ

横にずれて、煉獄さんの腰に刀を振れ…!!









また、防がれ…









『あ…』









煉獄さんの剣が首まで…




煉獄さんは剣を下ろしたので私も下ろした









煉獄｢少女、なかなかいい動きだった
その動き忘れるなよ｣


『はい』


煉獄｢俺は、なかなか才能あると思うぞ｣


『…！
ありがとうございます！』


煉獄｢それでな、残念だが炎の呼吸は少女に向かないと思う｣


『えっ』


煉獄｢少女は動きの速さが取り柄だと思った
足に力を入れてすばしっこく動く方が向いているだろう
きっと雷の呼吸、またはそれの派生が少女には合っている
…しかしな、雷の柱…鳴柱というんだが、それはいま柱にはいない
宇髄の呼吸は雷の派生だからもう一度よく教えてもらうか、自分で派生を作ることをおすすめする｣


『わかりました』


煉獄｢じゃあ続きやるぞ｣









え????????

休憩はどこ!?

もしかして話の間が休憩だったの…!?

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