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日々上達していく姿を見て母親はだんだんと厳しくなっていった




ピアノ弾けないくせに耳がいいから間違えたところはすぐに指摘をする









どんどんミスタッチは許されなくなっていった









どんどん練習時間は長くなっていった









どんどん母親は壊れていった









どんどん私はピアノが嫌いになっていった









それでも私がピアノをやり続ける理由は、ピアノを弾ける私しか存在価値がなかったからだった




私からピアノをとったらなにもなくなってしまう

きっと親は私を捨ててしまう









その恐怖感だけが私のピアノをやる理由だった









月は何回満月になっただろう








年は何回明けただろう









365日ご飯を食べるかピアノを弾くか寝るかしかなかった

お正月もなかった









今日が何年の何月何日かもわからなくなった

私がいくつになったかもわからなくなった









ある日、そんな地獄の様な生活は一瞬にしてなくなった出来事が起きた









この時代では珍しく自分の部屋というものを持っていた私

いつも通り1人で寝ていた夜だった




私は両親の悲鳴で起きた

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設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
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たまきゆら(プロフ) - ryuu:aikaさん» ご指摘ありがとうございます!すぐに修正致しました!! (2020年6月16日 2時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
ryuu:aika - す、すいません…あの…030(ページ32)のところで雛鶴さんが「雛鶴泣きすぎ」と言っているようなんですが、ここは「須磨、泣きすぎ」と言うはずじゃ……勘違いでしょうか… (2020年6月16日 1時) (レス) id: 34e5e3f3ce (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - まーたんさん» 直しきったと思ってたのですがまだありましたか…!!探します、ありがとうございます! (2019年12月18日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
まーたん(プロフ) - 響の呼吸!よきです!!たまに響の呼吸が音の呼吸になってます(´・・`)とても面白いので続けて読ませて頂きますねっ♪ワクワク (2019年12月17日 21時) (レス) id: 8c8759d492 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 鬼滅の氷華さん» あ、いえ、責められただなんて思っていません!誤解を与える言い方をしてしまい申し訳ございません (2019年10月31日 11時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年10月18日 4時

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