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元々は既に滅びかけている忍者の、次世代の頭領として育てられていたこと





しかしながら、そのために父親から課される凄惨極まる訓練の中で、九人の兄妹の内七人を失ってしまったこと




共に生き残った弟が父親の生き写しとなっていったこと




命を消耗品として扱う忍の在り方に疑問を覚えたこと





そして、三人のくノ一…つまり嫁と共に抜け忍となる道を選び、鬼殺隊に身を寄せたこと




命を消耗品のように扱うことは許せないが、戦いの場に身を置き続けてしまっていること




そんな矛盾や葛藤を持った自分達の生き方を鬼殺隊当主、産屋敷耀哉という人物が肯定してくれたこと




その方を御館様と呼んでおり、心底からの敬意と共に忠誠を誓っていること









ゆっくりゆっくり父上は言葉を紡いだ









宇髄「あのお方の言葉には、なぜか心が動かされる
そういう力を持っているお方なんだ」









そのように話す父上の目は、本当に御館様という人物が好きなんだな、と感じられた









『父上も、似たような境遇だったんですね』


宇髄「まぁ、そうだな
だからだろうな、救いたいって思ったんだよ

あぁーなんか、込み入った話したな、地味だな、すまんな」


『謝る必要なんて、ない!!』


宇髄「…!…そうか」


『父上』


宇髄「ん?」


『私は父上に忠誠を誓いますよ』


宇髄「……派手に嬉しいこと言うなよ、照れるだろ」









父上は私の頭を撫でた




『あの、父上、いつも化粧をするのはなんでですか』


宇髄「お前ほんと面白いやつだな、空気ぶち壊しに来たんか」









雛鶴「最近、2人でよく大笑いするようになったね」


須磨「天元様も最近嬉しそうでこっちも嬉しくなるわ」


まきを「ホント、家族らしくなってきた?かな?」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
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たまきゆら(プロフ) - ryuu:aikaさん» ご指摘ありがとうございます!すぐに修正致しました!! (2020年6月16日 2時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
ryuu:aika - す、すいません…あの…030(ページ32)のところで雛鶴さんが「雛鶴泣きすぎ」と言っているようなんですが、ここは「須磨、泣きすぎ」と言うはずじゃ……勘違いでしょうか… (2020年6月16日 1時) (レス) id: 34e5e3f3ce (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - まーたんさん» 直しきったと思ってたのですがまだありましたか…!!探します、ありがとうございます! (2019年12月18日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
まーたん(プロフ) - 響の呼吸!よきです!!たまに響の呼吸が音の呼吸になってます(´・・`)とても面白いので続けて読ませて頂きますねっ♪ワクワク (2019年12月17日 21時) (レス) id: 8c8759d492 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 鬼滅の氷華さん» あ、いえ、責められただなんて思っていません!誤解を与える言い方をしてしまい申し訳ございません (2019年10月31日 11時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年10月18日 4時

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