第6話 ページ8
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「紹介するね。この元気そうな子が虎杖悠仁、この黒髪の子が伏黒恵、この茶髪の子が釘崎野薔薇。」
「よろしく!!!」
「……よろしく」
「女の子じゃない。よろしくね」
先生が紹介した「呪術高専1年生」。
私は、入学が少し遅かったのだろうか。分からないが
等級として伏黒くんは2級、釘崎さんは3級。
虎杖くんは、特級呪物である「両面宿儺」の器であるらしい。ええ、よく分からないが怖い。
『………ええと、宜しくです…』
ぺこりとお辞儀をするんだよね、こういう時。
これで、合ってるんだよね?
「…なにかしこまってんの!」
と、釘崎さんに背中をベシ!と叩かれそうになった。
反射的にその手首を掴んでしまったので、あたりにはシン……とした空気が流れる。
ど、どうしよう。なにをミスしたのかわからない。
「え、今の止めるのかよ!?」
「反応早すぎじゃない?叩けてないけど叩いといてびっくりしたわよ!!」
「……確かに、鍛えられた反射神経だな」
驚いた顔の3人。ま、全く分からない。
先生はゲラゲラ笑ったままだし、どうすればいい?
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作者名:環 | 作成日時:2021年1月23日 21時