籠鳥【呪術廻戦】 (ページ18)

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第16話ページ18

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どれくらい経っただろう。

自分の気持ちを整理しようとしたら、仕事が沢山舞い込んできて大忙しだ。大変。

たぶん、2週間は経ったな。

特に苦戦した仕事もなかったし、早く昇給したい。

なにより＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「五条先生に会いたい。

って思ってた！！？！？！！？！？」

『うわっ、びっくりした』

「真顔っていう態度に合わないコメントだね」

後ろから、んばっと言わんばかりの勢いでやって来た五条先生。びっくりした。

私の背中を取るなんて、やっぱり凄い。

え？そこじゃない？

でも、ある程度のオーラを消さないなら、すぐ分かるのに。それを分かってて先生は、気配を消してる。

尊敬するし、かっこいいな。

『……あ、先生』

「ん？どうしたの」

『私、虎杖くんに聞いたんです。好きが何か分からないから、教えて欲しいって。』

「ほうほう！で、どうだった？Aは」

『うん。私先生のこと好き』

虎杖くんが素敵と言ってくれたから、少しだけ笑ってみせると先生は口を半開きにして黙った。