家出娘の親戚はYouTuber。【東海オンエア】

13 ページ15

Aside

朝、目がさめる。

携帯のアラームは確かにセットしたはず。だが鳴っていない。

早く起きてしまったのか、と思い時計を見る。

時刻は午前10:00。

「えっ、あ、夢かな...」

今日ただでさえ泊めてもらっているのにこんな時間まで寝るなんて

迷惑をかけすぎだ。

猛スピードで着替えて荷物をまとめる。

て「あっ、おはよう。」

「おはようございます。あの...ごめんなさい！

早く起きるって言ってすごい時間まで寝ちゃって..」

辺りを見回すと大体のメンバーさんがいる。

て「これからどうするの？」

「えっ...?あっ、もう家には二度と行かないって言ったので公園で過ごそうと思います。」

て「じゃあ、俺の家に住めば？」

「んんん...え？？いやいやいや、それは迷惑がかかる！！

申し訳ないですよ...!!!」

いや、出来るなら住みたいけど...普通に高校は遠くない距離だし...。

て「でも、俺は迷惑かからないからいいよ。

普通に親戚だから多分大丈夫でしょ、一緒に住んでも...」

む「大丈夫なのか...?」

「でも、本当にいいんですか...?学校に引っ越した(?)って

言わなきゃいけないし...。」

て「別に俺はいいけどね。皆もAが俺の家にいても問題ないよね？」

ゆ「男だけも可哀想と思うけどAさんがいいなら別にいいと思う。」

と「俺も賛成」

り「俺も〜」

し「俺も！」

む「僕もだよ。」

「えっと、じゃあ、本当に申し訳ないですけど、

お言葉に甘えて住ませてもらいます...。

あの！料理とかは得意なので任せてください！」

り「えっ、助かるねw」

て「うんw、じゃあA、これからよろしく！」

「はい！」

14→←12 てつやside

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す