ストーリー52〜Ki〜 ページ8
北「玉、あのさ…
.
俺、Aの事が好きなんだ」
俺は玉の気持ちを知っている
でも、玉は俺が知っていることを知らないし
俺の気持ちも知らない
玉の気持ちは、あいつ自身から聞きたかったか
ら、俺のAに対する気持ちを伝えた
最初は、驚いた顔つきだったけど
すぐに真面目な顔になった
悟っていて、すでに心の準備ができていたかの
ようだった
玉「だからか…」
口を開いた玉の言葉を聞いて？ってなった
北「それってどういうこと？」
玉「文化祭でAと話してたみつは
恋をしてる顔だったからさー
ちょっと気になってたんだ」
やべっ！俺、そんな顔してんの//
その話を聞いて顔の体温が少し上がった
玉「俺もなんだ」
ふいに言われた言葉だった
玉「俺もAのことが好きなん
北「やっとか笑」
北「おせーよ笑」
玉「え？」
玉の顔にどういうこと？？って書かれてるのがわかる
北「俺、わかってた
玉がAのこと好きって
Aにキスしちゃったことも知ってる」
玉「な！！！」
北「で〜あとは何かしたの？笑」
玉「はあ！//、何もしてないし！笑」
お互いカミングアウトしてからは
たくさん今まで思っていたことを話した
気づけば日付が変わってた
玉「ねぇ！もうこんな時間だ！
いつまで話してんだよ俺ら」
北「わ！笑そーだな笑笑
そろそろ寝るか
ほらっ出てけ！しっし！」
玉「ひどくない？笑
あーわかりましたー
部屋に戻りまーす
お邪魔しましたー笑」
そういって玉は立ち上がってドアノブに手をかけた
玉「ねぇ」
立ち止まって振り返った玉
玉「真剣勝負な
どっちがAとくっついても
恨みっこなしで！」
北「おう！
ぜってー俺が勝つ！」
玉「いや、俺が勝つ！
じゃあおやすみー」
北「ん！じゃあね」
お互いに確かめ合えてよかった
玉が気持ち言ってくれて嬉しかった
いい事があったこの夜は
ぐっすり寝れた
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作者名：はるっちょ | 作成日時：2017年9月30日 18時
