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「いっしょにかえろう」
口パクでそういわれた気がして、
頷いた。
「そこでまってて」
『わかった』
２人の秘密みたいで凄くドキドキした。
たぶん、男の人と関わることってあまりなかったし免疫がついてないからだろう。
それでもこんなに心臓がバクバクいうのかな？
・
「しつれーしまーっす」
『うわっ！あ、びっくりした！』
「ははははっ、ごめんごめん。笑」
作業している途中、藤ヶ谷さんが入ってきて肩がビクッとなった
恥ずかしい。
「うわあ、これ全部したの？」
『うん。先生に頼まれて。』
「担任、黒田でしょ？
あの先生ほんと人使い荒いもんね。」
『うん。何回も頼まれたもん。』
いつの間にか藤ヶ谷さんも手伝ってくれてた。
男前すぎでしょ。
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作者名：楓。 | 作成日時：2017年3月27日 21時
