関西弁系女子vsF4【花男】 (ページ3)

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赤札ページ3

「おーい！たいへんだぁぁぁぁ！」

授業中に廊下から響く声

なんやなんや！？と耳をすます。

周りを見るとノートを閉じ、先生も「ホームルームは中止だ！」とか言い始める

「2-A組の樹本が、赤札はられたぞぉぉぉ！」

『アカ、フダ…？なんやねんそれ』

皆がぞろぞろと廊下へ出て、それと同時にある男の子の叫び声が響き渡る

「…はぁ。」

そんな中、一人クラスに残っているおさげの女の子

『なぁ、そこのおさげちゃん』

「え、あっ、はい。なに、Aさん」
『名前、なんて言うの？』

「あ、…私の名前は、牧野つくし。宜しく」

『宜しくなつくしちゃん！んで、さっきのってなんなん？赤札って？』

つくし「F4からの宣戦布告…。この学園を牛耳ってる三年四人組。彼らには向かったものは、赤札を貼られて…全校生徒から徹底的にイジメられる。」

『…随分残酷やなぁ。行かんの？』
つくし「行くわけないでしょ。こんなのに行きたがる意味がわからないわ」

『なんやぁー、良かった。』
つくし「…は？」

『いやぁ、つくしちゃん良い子そうだったからなぁ、これでそのイジメに参加してたら私もう友達やめようかと思ったわ。』

…勝手に友達にしないでとか、言われたらどないしよ。

…''また''、言われたらどないしよ

．

つくし「…つくしでいいよ？」

『え？』

つくし「…と、友達なのに、ちゃん付けとか堅苦しいし…ね」

『！！～～っ！つくしー！！！』

私は嬉しくて、つくしに抱きついた

この子は、ちゃんと私をひとりの人間…友達としてみてくれてるんだって思うと、嬉しくて仕方がなかった

つくし「ちょっ！？やっ、くすぐったいよー！」
『えへへ…っ』

今の顔、すっごい気持ち悪いんだろうなぁ←

だって、ニマニマしすぎてヤバいもん