ユメのカケラ

争い ページ50

Youside

付き合って3ヶ月、シーズンも8月を迎え、順位争いが激しくなってきたころ、ファイターズのロッカールームでも争いがあっていた。


｢もう！やめてください！今集中してるんです！｣


2｢負けないからね。｣


そう、私と拳士さんの戦い。

33｢お互いにどんな目してるの…笑｣

10｢こっわ。｣


私と拳士さんは今、数学というもので争っています。

｢…………よっし。｣

2｢これなん……｣

丸つけは大将。

6｢結果発表。
時間的にはAの勝ち。点数的には……

A10点中4点。拳士は5点。
まぁ、この戦いは同点かな。｣

くっそぉぉぉぉぉ……


33｢どんぐりの背比べ。｣

7｢さぁ、次の戦いは？笑｣


ふくちゃんは苦笑してる。

｢じゃあ次は、睨めっこで。｣

2｢得意や。｣

34｢A、それだけはやめて、みんな見てるから｣

ふくちゃんの言葉を無視して、私は語った。


｢これは拳士さんと私がどっちが頭いいか決める日本シリーズ。この戦いに負けた方がパピコを奢る。｣

7｢もう目的がなんかわからんやん笑｣

33｢……笑笑もうにらめっこで決める時点でどっちもバカだから笑｣


｢ちょっとそこうるさいです。｣

怖ー！とか、今日はいつもよAじゃないとか色々聞こえてくるけど、

倒すのは、目の前にいる、杉谷拳士。

Aやめて……せっかくのかわいい顔が……

横からボソボソ聞こえる声。

ふくちゃんごめん、今はもういいや。


戦いが、始まる。

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移行します！

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