カケラ17 ページ17
Youside
(えへ……凄かったなんて照れちゃうわなぁ)
家に帰ってすぐ携帯開いてデレデレ。
妹「なんデレデレしてるん。」
「特に何も……ニヤ」
妹「キモ。」
弟と妹二人共にキモイと言われる悲しい姉です……
妹「で、今日の始球式どうやった?」
この質問をされて、ダラダラ話し出す姉を、横目で見ながら、うんうん頷く妹。
あ、もちろん、連絡先のことは言ってない。
妹「堀瑞輝だっけ?まぁ今の感じその人と色々あったんやろうけど、いい感じに行き過ぎるのも、考えてね。」
……え、
「あるわけないから。ただ教えてもらっただけだよ」
って、ふっと笑ってみるけど、上手く笑えてるのかな……
妹はそう言って部屋を出てった。
……
っ、
涙が……出てる。
なんでだろう。
涙が止まらないよ。
妹が言ったことは、何一つ間違ってないのに
何かに期待してた自分がいる。
何に期待していたのか、分からない。
堀くん……
期待していいですか?
あなたはこんなに年下の私を受け入れてくれますか?
私は堀くんに言われた、
「俺が守る」
の言葉がどんな意味かは分からない。
……どうしよう……何もわからなくなってきたよ……
堀くん……
会いたいよ……
涙を拭いながら、LINEを返した
Aめっちゃ緊張しました笑
これで、いいんだ。
32人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オむライス(プロフ) - まるさん» すみません忘れてました!すぐなおします! (2018年10月5日 23時) (レス) id: e648f2af03 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月5日 23時) (レス) id: 72abd297fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オむライス | 作成日時:2018年10月5日 23時