.JN ページ2
_
女「!!!」
NJ「すみません、ご一緒させていただきます」
女「ど、どうぞどうぞっ!!」
そう言って目をキラキラさせて俺を見る
なんだ、なんだなんだその目は
その期待を込めたような、
ケバい目は
NJ「最上階をお願いします」
女「はぁい、了解ですっ♡」
NJ「…」
そう言って人差し指でグッと押した女
化粧ケバい上に声高い
すごい鼓膜が拒絶する笑
女「………ん、んふ…」
「……」
こちらをチラチラっと覗く
決して目は合わせないけど視線がする
痛いほどに
これがアピールってやつか、
社長ってことと、やっぱりイケメンなのが罪だよなぁ……
NJ「…社長?」
「何だよ……」
ナムジュナは俺を拒絶する……
でも別の日
違う女が乗っていた
あの時と違う雰囲気をまとった女だった
「げっ…」
あからさまに嫌そうな顔をした
顔は整ってて、鼻がすんっと高い
化粧もケバい訳ではなく、どちらかと言うとシンプルな方だ
香水臭くもない
……世の中にこんな女もいるんだな
そう思ってずっと観察していた
NJ「最上階をお願いします」
「分かってます分かってます…もう押しましたから、笑」
NJ「……ぁ、ありがとうございます……」
言う前に既に押してあったボタン
気が利く……
その上少し冷たい…
ナムジュナもその反応に驚いてる様子だった
なんか、
なんか、不思議だ…
いつもの女と違う…
「……」
俺らは仕掛けた
普段の話に、仕事の話
そこら辺の女が聞きたがる話をペラペラと喋った
もちろんジムには行ってない
あの時の女と一緒でこっちをチラチラ見てくると思った
「………」
JN「……」
でも、
…なんで?
なんで、そんなにスンとしてるの?
社長のプライベート気にならない?
俺の仕事、気にならない?
なんで…こっちを見向きもしないの?
まるで俺だけが孤立して、
無視されてるみたいだった
こんな気持ち初めてだ……
JN「ま、待て!!!」
だから、俺は君を呼び止めた
君は、
俺のガールフレンドに相応しい
「はぁ"?」
少し怖いけど…笑
_
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
momo - 僕BTS好きなんです!!良かったら話でもしませんか? (2021年3月3日 18時) (レス) id: ede6eef359 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瑠璃唐草 | 作成日時:2021年3月3日 18時