温もり61 ページ11
なんというか、こんな人とぎくしゃくするのは初めてだった。
いつもは一方的に感じていた。
何か特別に気に障ることをしてしまったのか今までの会話、行動を思い返してみる。
けれども、いろいろいじったこと以外あまり思いつかない。
だけどそれはかなり前からのことだし、鈴はそういうことはきちんと嫌だと言ってくれるから原因とは考えられなかった。
また今日も1人での下校。
オロチさんが居るから1人ではないのだろうけれど。
「いった!!」
こともあろうか電柱に頭をぶつけてしまった。
痛いのは二の次で、私は誰か見ていないか周りを見渡した。
居たのはオロチさんだけ。
「凄い音がしたが大丈夫なのか」
「全然大丈夫……」
とは言うもののかなり強くぶつけたので痛かった。
でも、そんなことより私は鈴のことが気がかりで仕方なかった。
「また、一緒に帰れるといいな……」
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ぐりーん(プロフ) - もうこれ何度見返しても涙…好きすぎる( ; ; ) (2022年1月16日 16時) (レス) id: c2e222939c (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 感動しました、、、 (2020年4月16日 19時) (レス) id: be295054f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒咲優乃 - これ絶対誰でも泣きますよ...感動&少し切ない...良い物語ですね。何年、もしかしたら、何十年か後、主人公がオロチ達とまた再開出来たら良いなぁと思いました (2018年12月25日 0時) (レス) id: c26dd69b91 (このIDを非表示/違反報告)
奈乃 - 泣いちゃいました! (2017年11月19日 12時) (レス) id: e19d1310b2 (このIDを非表示/違反報告)
彩花 - 感動してに泣きました。 (2017年6月5日 19時) (レス) id: 463cc6db15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城京菜 | 作成日時:2016年3月3日 16時