その148 ページ20
貴「オロチさん…っっオロチさん…！！」
消えゆくあなたの名を何度も呼んだ。
脳裏に浮かんだのはあなたとの過ごした日々。
貴「私忘れませんから…っっオロチさんが教えてくれたこと…っっ絶対…っっ絶対…っっ！！皆のことも、オロチさんのことも忘れないから…っっ私のこと忘れないで…っっ！！今までありがとうございました…っっ」
姿のないあなたを抱きしめるように背中に手をまわした。
あなたの温もりを確かに感じた。
あなたの温もりはとても温かく、懐かしく、愛おしい。
貴「あぁ…っ」
あなたの温もりが優しく離れていく。
あなたは笑ってといったけれど、私には少しばかり難しい。
少しの間だけ雨を降らせてもいいですか？
雨がふればきっと青空が見えてくるから…。
耳元で誰かが囁いたような気がして顔をあげると青空に大きな虹がかかっていた。
貴「ありがとうオロチさん…大好きでした…」
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東雲かずら(プロフ) - うっっ‼︎美しすぎるッッ！感動しました。出会えてよかったと本当に思います。新作待ってます！！！ (6月19日 0時) (
レス) @page21 id: 2d0551ac1d (このIDを非表示/違反報告)
Mirai - いつの間にか、めっちゃ集中して読んでました！(*^^*)泣けるお話ですね( ；∀；) (2016年1月16日 14時) (レス) id: 0de0f8d7a3 (このIDを非表示/違反報告)
れいの - 泣きかけました〜 (2016年1月8日 16時) (レス) id: c932a9e9e6 (このIDを非表示/違反報告)
緑のオロチ - これの続きがよみたいです！！「夢主とオロチの再会」 (2015年11月1日 8時) (レス) id: 7291a00ada (このIDを非表示/違反報告)
オロチ - ありがとうございます。負けません (2015年8月23日 4時) (レス) id: 8d7b76d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣城京菜 | 作成日時：2015年7月17日 18時
