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第六話 ページ6

「ん……?」


目を覚ますと隣にはえんらさんが気持ち良さそうに寝ていた。

外はもう晴れたようだ。

私は洞穴から出るとこの森の1番高い木のてっぺんにのぼった。

宙に浮くことは粗方できるようになって昨日より感覚が残っていた。


「わぁ、綺麗……」


ここから見る景色はとても見惚れるものだった。

世界はこんな美しく見えるものなのかと思った。

だけどそれと同時に罪悪感を感じていた。

ふと隣の木に目を移すと


「…よく眠れたか」


オロチさんが眠たそうな顔をしていた。


「…何故隠すのですか?」


「…なんのことだ」


「何回もあったじゃないですか…夜になるたびこっそり抜け出して2人で"密会"していろいろしたじゃないですか」


密会を強調する。

するとオロチさんは


「わ、私はいかがわしいことなんてしてない…っ!!」


やっぱり耳まで真っ赤にして言い訳をする。

だけどあなたはひっかかってしまった。

そして私が予想していたことは明確になった。


貴「私なにもいかがわしいこととか言ってませんよ」


オロチさんは大げさに舌打ちをした。


「…また逢えましたね」


「…」


オロチさんは無言を返した。


「つい昨日のことだったのに私達の村は跡形もなくなっていました。ついでにお墓までたてられてました…」


「昨日…?」


オロチさんは首を傾げる。


「えんらえんらから荒地と聞いたが…。あの辺りは私も知っているが少なくとも昨日まで村ではなかったぞ」


「……それじゃあ私何年も眠っていたわけでとんだ寝坊助さんじゃないですか!!だから疲れてるのによく眠れなかったんですね!?」


「…着目するところおかしくないか」

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剣城京菜(プロフ) - ロキさん» あなたの温もりはの続編を企画中です!!できるだけ早く投稿するので待っていてくださると嬉しいです^_^ (2015年11月8日 13時) (レス) id: 3c3ce2d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ - あなたの温もりはの続き書いてほしいです。 (2015年11月8日 8時) (レス) id: 27f7c75272 (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - ナッツさん» 本当にご迷惑をおかけします……でも極力更新はしていくつもりなので最後までよろしくお願いします!! (2015年11月2日 23時) (レス) id: 3c3ce2d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ - 12/12まで更新がほぼてきないんですか・・・!?大変ですね!!気を長くして待ってます(^^*) (2015年11月2日 23時) (レス) id: 70b9dc3167 (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - brownsugarさん» ありがとうございます!!これからもよりよい作品が書けるように日々努力します!! (2015年9月21日 22時) (レス) id: 587c793b66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:剣城京菜 | 作成日時:2015年8月14日 14時

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