夜桜1 ページ1
小さな頃、私には祖母が居た。
とってもとっても優しい人だった。
両親が共働きで家に居ない事が多く、
祖母は私の保護者であり友達のような親友のようなそんな存在だった。
祖母はいつだって優しくて私が転んで泣いたときは大丈夫、大丈夫だよと優しく抱きしめてくれた。
私がいたずらをした時にはおっかない顔をして
悪いことをすると"暗闇"に連れて行かれちゃうよ
と言われた。
私は暗闇が怖かった。
それは夜だとか、そういう簡単なものなんかじゃない。
時々、なにもない空間にぽっかりと暗闇が現れるのだ。
だからこそ、本当に目に見えるものだからこそ私は怯えた。
いつだってその暗闇からは誰かがこちらを手招きしている。
でもそれは他の子には見えないらしい。
それに気づいたのは私が5歳位の頃だった。
だから私はある時祖母に聞こうとした。
だけど暗闇の正体を聞くことはできないままだった。
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剣城京菜(プロフ) - 私も最初映らなかったのでおかしいなと思って何回か試したんです。でも直らなくてずっと放置してました(汗)つい今試してみたらきちんと表示されたのでもう大丈夫だと思います!ありがとうございました!!これからもより良いものが作れるように頑張りますっっ (2017年10月8日 22時) (レス) id: d8b1658e8e (このIDを非表示/違反報告)
青鯖。(プロフ) - あの、表紙の絵が半分より下が映ってないです…。最初はネット繋がり悪いのかな?って思ったんですけど、多分半分しか貼れてないと思います…違ったらすみません汗 夜桜語りも面白かったです!応援してます!長文失礼しました!! (2017年10月8日 19時) (レス) id: 87d9268c5a (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - アミュレットさん» ありがとうございます!これからも頑張りますっっ! (2017年9月8日 20時) (レス) id: d8b1658e8e (このIDを非表示/違反報告)
アミュレット - 新作が出来て、嬉しいです(^^)これからまた、頑張って下さい! (2017年9月8日 18時) (レス) id: f05737ad1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城京菜 | 作成日時:2017年9月1日 18時