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「ただいま」


家に帰ると私は手も洗わず自分の部屋に向かった。

部屋の扉を開けた瞬間で積み上げられた本がなだれ落ちた。


「あーあ……」


邪魔なので足で適当にどかした。


「なんかだいぶ散らかってるなー……ま、いっか」


普段片付けなどしなかった。

出したら出しっ放し。

本当にやばいと思った時片付ければ間に合うだろう。

そんな考えだった。


「あれ、こんな本持ってたっけ……」


なだれ落ちた本の中で、ひときわ目を引くタイトル。


「オカルト?そういえば一年前に買った覚えが……なんでだっけ」


ピンクやら水色やら本のカバーの色が綺麗な小説が多い中、その本だけ黒だとか、いかにもオカルトな雰囲気を漂わせていた。

ふと一時期幽霊だとか妖怪だのにはまっていたことを思い出した。

本を開くと子どもが見るにはトラウマになってしまうほどの恐ろしい怪物が描かれていた。

文章を一ページ斜め読みをしたが、内容は"妖怪"についてだった。


「……気味悪い」


私はその本を閉じてベッドの上に置いた。


「あ、そういえば……」


本来の目的を思い出し机の上にあった漫画を手にとった。

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剣城京菜(プロフ) - アミュレットさん» ありがとうございます、頑張ります(^_^) (2017年3月28日 22時) (レス) id: d8b1658e8e (このIDを非表示/違反報告)
アミュレット - 初めまして!この小説は、とても面白かったです(≧∇≦)これからも、応援します! (2017年3月28日 14時) (レス) id: f72bc11f9a (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - ライラさん» ありがとうございます^ ^頑張ります!! (2016年3月28日 2時) (レス) id: cbfb8f7736 (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - 面白いですね!!続きが楽しみです、頑張ってください(o^^o) (2016年3月27日 12時) (レス) id: 28c829f7f7 (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます^ ^ (2016年2月1日 20時) (レス) id: cbfb8f7736 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:剣城京菜 | 作成日時:2016年1月11日 11時

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