あおみどり-藍碧 (ページ13)

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E/kr.🎨 ページ13

京)で？どーしたいん

藍)わかんない

その言葉を聞いて応援しなければならないと思っていた俺の気持ちがぐらりと揺れた。

京)んー、付き合いたいって思うんやったら応援するけど、わかんないやったら付き合うのはやめたほうがええんちゃう？

俺は最低だ。焦ってショータイムと付き合ったら困るというエゴのためにショータイムの告白を失敗させようとしている。

自分は告白もしていなくて、そんな権利なんてないのに
勇気を出して告白したショータイムの方が何倍も偉いのに

ただ、今もし俺が告白したらもっと藍を悩ませることになる。それはできひん。俺にこのことを相談してるってことは少なからず俺に信頼はあるはずや。やったら無理に関係を壊す必要ないか。

いや、こんなの俺がひよってるの言い訳にしかならんか

藍)んー、

京)もし、断ったらかわいそうって思うんやったら、今はまだ友達としていたいとかやったら今まで通りに戻りやすいんちゃう？

藍)んー、確かに？

京)まぁ、最終的に決めんのは藍やから。俺が言えんのはこれぐらいかな

藍)めっちゃ助かった。少しスッキリしたわ。

京)よかった。じゃ、戻ろか

藍)うん。ごちそうさまでした

京)はいよー

いつになったら俺は気持ちを伝えられるんやろうか