44話 チョコなのに血液の味が… ページ7
[今日はバレンタインです]
『今日は講義無かった筈なのにな…インフルエンザの大バカ…』
ボ 「A!!」
『あ、ボニー……結構チョコ貰ったんだね』
ボ 「全部友チョコだけどな。お前は貰ったのか？」
『うん、通学途中にナミとペローナから…』
ボ 「…で、お前んとこの兄貴にはやったのか？」
『作る気無し、あげると調子乗るし…他の人のは作ったけど…あ、ハイ。これボニーの分』
ボ 「サンキュー。食べるのもったいないくらいだぜ」
『わー早い。生チョコが一気に無くなった』
ボ 「生チョコも結構いけるな。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
『御粗末様でした』
ボ 「ん、また作ってくれよ」
『今度トリュフ作ってみるよ』
ボ 「おう！楽しみにしてるぜ」
『今日となると兄貴が一番面倒起こしそうだな…』
キラ 「だろうな」
『あ、キラーさん。今日講義無いんですか？』
キラ 「教授がチョコを貰えなかったとかのショックでぶっ倒れたらしい」
『教授誰ですか？』
キラ 「スパンダム」
『成る程…あ、キラーさんもどうぞ』
キラ 「あぁ、すまないな」
『いえ、兄貴の気配がしない打ちにしまって下さ…』
ﾋｭﾝ！ｻﾞｼｭｻﾞｼｭｯ！！
『わっ』
キラ 「やはり嗅ぎ付けてきたか」
ロ 「ｸｿｯ…外したか！？」
『何でこんなとこまで着いて来たの兄貴！？』
ロ 「……。」
『“お兄ちゃん”？何してんの？』
キラ 「落ち着け。口調が原型を受け止めてないぞ」
ロ 「可愛い俺の妹を狙う奴等の処理だ」
『大バカ助。キラーさんに当たったら怪我じゃ済まないでしょ』
ロ 「よく分かったな。最初から手首を狙うつもりだった」
キラ 「そうかそうか。よしトラファルガー。今すぐ屋上に行ってお前を突き落とすから待っていろ」
『落ち着いて下さい…。チョコレートに血がかかったら大変なことに…』
キラ 「血が付いたならそれはキッドに食わせろ。あのバカがまた電子レンジをブッ壊したんだ」
『とんでも無いですね』
番外編 学生ホーキンスの苦悩1→←43話 そんな一面もあるさ
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作者名：★ウィザー☆ | 作成日時：2017年1月30日 22時
