【ONEPIECE】 兄のシスコンがウザイ件について【現パロ】

22話　にゃんとも不思議な光景 ページ27

デパート店内にて…


キ 「…ん？」

キラ 「どうした？何かいいのが見つかったのか？」

キ 「あぁ…。ここにあるモン、Aっぽいと思って」

キラ 「北欧風のインテリアを集めた店か。いいんじゃないか？」

キ 「あぁ…。昔こういうゆるい感じの人形で遊んだ記憶がある」

キラ 「お前とぬいぐるみのツーショットは中々攻撃的と言うか、吐き気を催すような…」

キ 「黙れ」

キラ 「…あの猫のぬいぐるみとかどうだ？」

キ 「そういやA、猫好きだったな…」

キラ 「確か、ガキの頃にAが黒猫のぬいぐるみを地獄車にしたり、卍固めしたり、中の綿を切り裂いてた記憶が…」

キ 「んなロクでもねェこと思い出すなよ…。」

キラ 「まぁいい。猫好きだと言うことが分かったんだ。猫のグッズなら向こうにもあるぞ」

キ 「猫のぬいぐるみもいいが、あいつ確か、モコモコしたやつが好きとも言ってたような」

キラ 「モコモコ？」

キ 「冬になるとあいつ、よくモコモコしたの身に付けてるだろ？」

キラ 「言われてみればそうだな」

ロ 「当然だ。俺の可愛いくて愛らしいAのモコモコ好きは俺譲りだからな」




キ 「……。」

キラ 「……。」

キ 「おいキラー、自分の持ち物に変な電波発してるモン混ざってないか調べろ」

キラ 「言われなくても今やっている…。」ｺﾞｿｺﾞｿ

ロ 「俺はお前らみたいなムサイ男をつけ回すようなことはしない。寧ろ、そんな趣味も無い。自意識過剰な心配するな」

キ 「何の用だクソファルガー」

ロ 「用は特に無いが、買い物途中にお前らには似合わないぬいぐるみを撫でている男がいたからな。無視しようとしたが、あまりの異様さについ声を掛けていた。好奇心って怖いな」

キラ 「確かにここだけ異様な空気が出てるような気が…」

キ 「お前もお前でんな細けェことに突っ込むなよ」

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