Episode.07 ページ9
直人目線
｢直人せんせ、ぎゅってして。｣
そういってAから甘えてきたのは久しぶりだった。
直人｢(ｷﾞｭｯ…A？辛い？｣
ちょっとずるい質問をしてみた。
｢んー、わかんない。辛いとかわかんないよ。｣
そういったAは少し苦しそうだった。
だったらなんでそんな苦しそうで泣きそうな顔してんだよ。
直人｢よし、じゃあ学校行こっか。そろそろ遅れちゃう。｣
｢うん！｣
そういって学校についたのはいいものの。
直人｢だれだー、勝手に保健室開けたやつは。｣
広臣｢お、やっと来た。｣
直人｢やっときたじゃない。お前は何をしてんだ？サボリはお断りだかんな。｣
広臣｢サボリじゃないっす。体調が優れないんで。｣
直人｢ほんとかー？ま、熱測って。｣
登坂が勝手に保健室を開け、体調が悪いと勝手にベッドに寝ていた。
広臣｢はい、せんせ。｣
37.5℃か。
直人｢お前帰れ。辛いんだったらこの熱だと帰った方がいいぞ？どうする？｣
広臣｢せんせー知ってるよね？俺、親に嫌われてんの。今、隆二ん家いるから帰れない、無理。｣
直人｢そっかー、そーだった。んじゃ、寝てろ。俺ここにいるから辛くなったら無理せず言って。あとでAと病院行きかなぁ。｣
広臣｢え、Aなんかあったの？昨日やたらがんちゃんに聞かれたんだけど。｣
直人｢んー。ちょっと言えないかなー。｣
広臣｢ね、せんせー？がんちゃん責めないでやってね。あいつコソコソやってるけどAのことめっちゃ心配してるから。Aはがんちゃんのこと嫌いらしいけど。｣
直人｢知ってる笑剛典なにもかもわかりやすいし。てかお前寝てろよ、熱上がるぞ？｣
広臣｢わかってる。んじゃ、おやすみ。｣
直人｢ん、おやすみ。｣
やっと眠りについた登坂。
息が少し乱れてきて、熱が上がってきたことを示していた。
と、そのときだった。
結衣｢直人先生、Aが倒れたっ!!!｣
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はる - お久しぶりです。更新楽しみにしてます(^_-)-☆ (2015年11月28日 11時) (
レス) id: dca81e5fe5 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 楽しく読んでいます♪更新頑張ってくださいね♪応援しています!ファイトです(((о(°▽°)о))) (2015年11月25日 21時) (レス) id: 08d6c6c805 (このIDを非表示/違反報告)
白濱ちなり(プロフ) - はじめまして。感動しました。すごく深いお話ですね。切ないというか、私はこの作品すぐに大好きになっちゃいました///これからも頑張ってください！亀でも全然待ちます！ (2015年10月4日 1時) (レス) id: a413754f82 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 優子さん» いつもコメントありがとうございます！これからどんどん進んでいきますよー笑お楽しみに！ (2015年9月28日 20時) (レス) id: bfbbb60aad (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。主人公ちゃん大丈夫かな？心配だよ。あんな親ならいらないですね。 (2015年9月28日 12時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね | 作成日時：2015年8月13日 2時
