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Episode.06 ページ8

直人目線









朝起きて、Aの顔を見たとき安心した。









直人「さ、準備始めよ。」









布団から出て、Aが起きないように部屋を出る。









それから携帯を開くと、尋常じゃないほどの着信。
すべてが、Aのお母さんのめぐみさんからだった。









俺はめぐみさんに連絡を入れた。









直人「おはようございます、直人です。Aは俺の家にいます。今日は体調が良ければ、学校に行かせます。たとえ行かなくても怒らないで上げてください。では。」









それから、シャワーを浴び朝ごはんの準備をした。









そうこうしていると、現在の時刻6:30。そろそろ起こさないとここからだと遅刻してしまう。
せっかくぐっすり寝てるから、あまり起こしたくはないけど。









直人「A?今日学校いけそう?」









「ん、大丈夫です。」









直人「うん、その前に検温しておいてね。測り終わったら言って。そして、そこに着替えおいてあるから今日それ着ていきな。」









Aの通っている学校は基本的服装は自由だ。
だから家に置いてあった、姉ちゃんの服を勝手に借りた笑









「直人先生、測り終わった。」









直人「うん、平熱に戻ったね。大丈夫だから、朝ごはん食べちゃおう。」









「……いらない。…」









直人「A?どうした?」









「……ご飯、いらない。…」









どういうこと?
なんで…。









直人「A、食べないと元気でないでしょ?また頭痛くなるよ?」









「……いらない、いらない。」









Aはただただ「いらない」というだけだった。









直人「A、なにがあった?ん?まだしんどい?」









「…いらない、いらない。…」









直人「わかった、わかったから泣かないの。大丈夫だからね、怒ってないから。」









一体なにがあったっていうんだよ。









A、何をそんなに怖がってるんだよ。

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はる - お久しぶりです。更新楽しみにしてます(^_-)-☆ (2015年11月28日 11時) (レス) id: dca81e5fe5 (このIDを非表示/違反報告)
- 楽しく読んでいます♪更新頑張ってくださいね♪応援しています!ファイトです(((о(°▽°)о))) (2015年11月25日 21時) (レス) id: 08d6c6c805 (このIDを非表示/違反報告)
白濱ちなり(プロフ) - はじめまして。感動しました。すごく深いお話ですね。切ないというか、私はこの作品すぐに大好きになっちゃいました///これからも頑張ってください!亀でも全然待ちます! (2015年10月4日 1時) (レス) id: a413754f82 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 優子さん» いつもコメントありがとうございます!これからどんどん進んでいきますよー笑お楽しみに! (2015年9月28日 20時) (レス) id: bfbbb60aad (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。主人公ちゃん大丈夫かな?心配だよ。あんな親ならいらないですね。 (2015年9月28日 12時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかね | 作成日時:2015年8月13日 2時

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