Episode.31 ページ33
直人side
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そして
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Aが剛典の所に行った。
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実際それだけでも俺の頭はパニックだ。
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さて、これからどうするべきか。
俺が今、Aを無理やり連れ戻したとしても、あいつは俺を受け入れないだろう。
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その時、電話が鳴った。
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直「もしもし。」
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剛「直人先生?...A、熱出てる。」
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直「熱?」
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剛「うん、体があっついし、汗びっしょり。」
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たぶん、ストレスからだろう。
Aの体は環境に敏感だから。
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直「そっち行っても大丈夫そう?」
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剛「うん、今ならA寝てるから。」
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直「わかった、すぐ行くから。なんか買ってくもんある?」
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剛「スポドリかなんか買ってきて。うち、なんもないんだ。」
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直「了解。じゃあ後でな。」
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発熱か、喘息出ないといいけど。
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バッグにとにかく必要になりそうなものを詰め込み、途中でコンビニに立ち寄って、スポドリを買った。
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さっき教えて貰った剛典の家は、俺の家からそれほど遠くない場所にあった。
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インターホンを押して、玄関前。
少し緊張する。
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剛「入って、どうぞ。」
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剛典の家は、意外にもしっかりしていて、整理整頓がなされていた。
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剛「あんま見ないでよ、ちょっと恥ずかしい。」
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直「案外、ちゃんとしたところに住んでるんだな。」
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剛「それなりにね。...はい、コーヒーでよかった?」
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直「あぁ、悪いな。...これ、スポドリ。あと、冷えピタ。」
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剛「あ、ありがとう。...Aならそっちの部屋にいるよ。」
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はる - お久しぶりです。更新楽しみにしてます(^_-)-☆ (2015年11月28日 11時) (レス) id: dca81e5fe5 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 楽しく読んでいます♪更新頑張ってくださいね♪応援しています!ファイトです(((о(°▽°)о))) (2015年11月25日 21時) (レス) id: 08d6c6c805 (このIDを非表示/違反報告)
白濱ちなり(プロフ) - はじめまして。感動しました。すごく深いお話ですね。切ないというか、私はこの作品すぐに大好きになっちゃいました///これからも頑張ってください!亀でも全然待ちます! (2015年10月4日 1時) (レス) id: a413754f82 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 優子さん» いつもコメントありがとうございます!これからどんどん進んでいきますよー笑お楽しみに! (2015年9月28日 20時) (レス) id: bfbbb60aad (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。主人公ちゃん大丈夫かな?心配だよ。あんな親ならいらないですね。 (2015年9月28日 12時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2015年8月13日 2時