Episode.02 ページ4
はあー、なんとか着いたけど。
「だれもいないじゃん。」
呼び出しといてそれはないでしょ。
するといきなり視界が真っ暗になり、
茉莉花「誰もいないとはどういうことかしら。ここにいるじゃない。」
目隠しをされていて、アイツがどこにいるのかよく分からなかった。
茉莉花「ふふ、じゃあ今日もよろしくね。」
「うっざ、黙ってろ。」
茉莉花「っ!!!あんた達、はやくやんなさい!」
あれからいくら時間がたっただろう。
ずっと殴られ続けた身体はボロボロでなんかいつもよりひどい。
そんな身体を引きずって保健室に向かった。
ガラッ
結「Aっ!!!」
「結衣っ、ごめんね遅くなって。(笑)」
結「何言ってんの!」
直人「結衣、いいよ。あとは俺がやっとくから。」
結「っ、でも!」
直人「暗くなる前に帰んないと、怒られるぞ。」
結衣「わかった、じゃあAまた明日ね。」
「うん、また明日。」
そういって結衣が帰っていった。
その瞬間体の力が一気に抜けて、
倒れるっ!!!
ガシッ
直人「っと、危ない。」
「ん、ごめんなさい。」
直人「ちょっと横になろうか。」
直人先生に布団をかけてもらって。
「せんせ、今何時?」
直人「んー、6時半。」
「やばっ、先生私帰る。」
直人「ちょっとその前に足の傷だけでも治療させて。このままじゃ、歩くのも辛いっしょ。」
「ん、大丈夫。だから帰る。」
直人「だめ、はい大人しくしてて。」
「ん、わかった。」
直人「ちょっと染みるかも。痛くても我慢して。」
先生の言った通り、消毒はちょっとどころしゃなく結構染みた。
「っー。痛ったいっ。」
直人「ん、もうちょっと。……よし。終わり。」
「ふー、せんせ痛い。」
直人「はは笑ごめんごめん。笑」
「あっ、時間。帰んないと。」
直人「おう、大丈夫か?足。明日朝来たら保健室来て。ガーゼ取り替えよ。」
「はい、わかりました。では、また明日。」
直人「気をつけて帰れよ!」
早く家に帰んないと。
また怒られちゃう。
早く、早く。
714人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はる - お久しぶりです。更新楽しみにしてます(^_-)-☆ (2015年11月28日 11時) (レス) id: dca81e5fe5 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 楽しく読んでいます♪更新頑張ってくださいね♪応援しています!ファイトです(((о(°▽°)о))) (2015年11月25日 21時) (レス) id: 08d6c6c805 (このIDを非表示/違反報告)
白濱ちなり(プロフ) - はじめまして。感動しました。すごく深いお話ですね。切ないというか、私はこの作品すぐに大好きになっちゃいました///これからも頑張ってください!亀でも全然待ちます! (2015年10月4日 1時) (レス) id: a413754f82 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 優子さん» いつもコメントありがとうございます!これからどんどん進んでいきますよー笑お楽しみに! (2015年9月28日 20時) (レス) id: bfbbb60aad (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。主人公ちゃん大丈夫かな?心配だよ。あんな親ならいらないですね。 (2015年9月28日 12時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あかね | 作成日時:2015年8月13日 2時