仮面は脱ぎ捨てて【歌い手】 (ページ10)

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『……センラさんの恋愛の話をしたら、きゅっとなるの…』

センラ｢え、、｣

うらた｢ヒュ～それはもう！！おねえさんは、ズバリ！！センラさんのことがすき！！！｣

『へ…？？』

センラ｢え、｣

『で、でも…私にはお父様が決めた婚約者がいます…っ！もともと恋愛なんて私は出来ないんですっ』

うらた｢…そんなの守らなくてもいいじゃん？｣

センラ｢…｣

『…っ』

うらた｢で～？センラさんは、？？誰が好きなの～？｣

センラ｢………僕は…｣

『…………』

あぁ、聞きたくない、

私は1つもろくに恋愛もできない。

聞いたらどん底に落ちてしまいそう。

いや

いいや、どん底に落ちよう

センラ｢僕は…っ Aちゃん…が好きやで…っ｣

『……え…？？』

センラ｢でも、この想いは蓋をせんと…っ Aさんには、婚約者がおる…そこに僕が入る隙間なんてないんです…！もともとこんな僕なんて、いる世界が違うんですや…っううっ…｣

うらた｢うぇぇっ？！な、泣く？！｣

『せ、センラさん…！！』

センラ｢かっこよくないですわ…僕…｣

『…！！センラさんは、かっこいいですよ…！！頼りになる存在で安心するし、大好きです…！私！！』

うらた｢おぉ、、｣

センラ｢…！！Aちゃん…！！僕もAちゃんのこと大好きです…！話をするの楽しいんです…！｣

うらた｢こっちもか…！｣

『私…！、センラさんと結婚したいわ…っ』

センラ｢…それはできない…｣

うらた｢まじか～…｣(俺空気だ…)

『な、なんで…っ』

センラ｢さっきも言ったように…僕と住む世界が違うんや…っ｣

『そんなの関係ないっ！！私はそれでもいい…！』

センラ｢僕じゃ…恥をかかせてしまう…｣

『…っ』