仮面は脱ぎ捨てて【歌い手】 (ページ7)

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あれから数時間坂田さんと趣味の事などを話した

そのあと家まで送ってもらった

｢じゃぁ、また遊ぼうや！｣

『はい！また今度』

手を軽く振って坂田さんも帰った

ガチャ

『ただいまかえりました～って？！』

｢あれ、A！久しぶりやな！元気してた？｣

『志麻にぃさま！！』

ギューっ

｢ははっ、えらい美人さんになったなあ｣

志麻兄さんはいとこ。

前に会ったのは何年ぶりだろうか

よく昔は一緒に遊んでたが、志麻兄さんは一人暮らしで遠くに行ってしまった

｢玄関じゃあれだし、中で話そうぜ～｣

『はいっ！！』

私は荷物を部屋に持っていき、リビングへ行った

｢A今日どこいってたん？｣

『えっとね、、婚約者と…出かけてた』

｢婚約者…？！｣

『お父様が決めたんですけどね…』

｢うわ～…好きな人まで決められるなんて大変やなぁ｣

『そうですが、まぁ、、良い方でした』

｢そりゃ、よかった！！名前は？｣

『坂田優さんです』

｢坂田…？俺の同級生やん！！小中高同じ！幼なじみ！｣

『そうなの？！』

｢あぁ！すげぇ、いいやつ！｣

『ほー！どんな人だった？昔』

｢ええとなぁー…｣

志麻兄さんと沢山喋っていたら、日が暮れていた

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new キャラクター

二瀬志麻 (にのせしま)

一瀬(いちのせ)の族

志麻は、Aのいとこで、兄として昔から遊んでいた

昔はよく一瀬家に遊びに来てたが、数年前に一人暮らしをはじめた