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その頃、海軍本部。
元帥室でセンゴク、三大将の前で土下座をしながら懺悔するダルメシアン少将。
「もうじわげございまぜん！！！わだぐじのぜいでっっ！！！」
「少将！手当を！」
怪我の手当てもせず謝り続けるダルメシアン。先ほど語られた事実に無言を貫き通していた四人。
「…海流。」
「…え゛？」
センゴクが呟く。大将達がハッとした表情になる。
「そうか…確かあの辺りには強い海流が流れていた…。」
クザンがボソボソと呟き、部屋の書類を漁り出す。センゴクは無言で机の上にあった書類を片付ける。
「確か、広い海の方に流れておったな。」
「流木とかに捕まってることも考えられるねぇ〜。」
「おい、今いる中将と少将をかき集めてこい。」
クザンがダルメシアンの横についていた海兵に無表情で言う。ダンッ、と机の上にAが行方不明になった海域の海図を広げた。
「「「「探すぞ。」」」」
その感情のあまり感じ取れない真剣な表情の元帥達をぼんやりと見つめるダルメシアン。
「…少将、行きましょう。手分けして今いる将校の方を集めましょう。」
ダルメシアンは力強く頷き、元帥室を後にした。
何十人もの将校が集まった元帥室に一人の海兵が息を切らして駆け込む。
「どうした？！」
「っ！はぁっ、はっ、その海流が流れる先の海にっ…白ひげの船があると言う情報がっ！！！」
ガタンと椅子から立ち上がる元帥。
「軍艦を出せ。今すぐ行くぞ。」
「宴、私初めてなの！お父さん！」
「グララララ、そうかそうか。海軍だからなぁ。」
「宴もねぇ、親父はケチでお金あんまり出してくれないからなぁ。かなり切り詰めてんだよ。」
食堂でテーブルに沢山の食べ物を並べていくサッチが愚痴をこぼす。三番隊の隊員がAをチラチラ見ながらその手伝いをする。
「お父さん！私、お酒飲みたい！」
「酒かぁ？酒なら大量にあるぞ。」
「やったぁ！」
「でも、お前まだ未成年なんだろ？」
「19だよ？全然大丈夫！」
「大丈夫か、海軍本部。」
「いいの！今は海賊の娘ですから〜。」
ガヤガヤと食堂に人が入ってくる。Aは少し怖そうに白ひげの後ろに隠れる。
「この宴はこいつのことを紹介するためのもんだ。さあ、自己紹介しろ。」
近くのテーブルの上に乗せられたA。集まる好奇の目に少し緊張しながら声を出す。
「えっと、、新しく娘になりました、フィオーレ・Aです。」
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Marinta Galaxy(プロフ) - スモーカーとヒナとの絡みがどういう展開になるか楽しみです。 (2018年9月9日 23時) (
レス) id: 74fb657421 (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 小ネタで思わず吹きました笑 (2018年9月9日 19時) (レス) id: 724e7d37e6 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 私がリクエストしたものを書いて下さって有り難う御座います！いやー、まだ途中？でも面白いですね！白ひげは普通の話として書いて下さい！逆にお願いしますっ！ (2018年9月1日 11時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
和楽器(プロフ) - あの私も、もう一回リクエストします。夢主が行方不明か迷子になったてのを書いてほしいです!!! (2018年8月31日 13時) (レス) id: aef939673d (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 反抗期のリク消化、ありがとうございます！おもしろかったです！ (2018年8月31日 11時) (レス) id: a916be50ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぽん。 | 作成日時：2018年8月9日 17時
