子供になっちゃった！ ページ32
溜息をついて、鏡を見るA。
「まだにかいめだけど、もうなれたというか、なんというか。」
海軍本部の廊下に激震が走っているなう。
「…なに、あの可愛い女の子。」
「しかも、めちゃくちゃA中将に似てる…。」
「まさか、A中将の子供…？！」
とことこと長い海軍コートを引きずって歩くマリンブルーの髪の推定5歳くらいの女の子。その少女はその歳に似合わず真面目な顔で書類を見ている。大量の海兵たちが神妙な顔で見守っていると、その少女はいきなり右に曲がり壁に衝突する。
「いたっ！うう、からだがちいさいから、まがるところまださきだった…。」
ちなみにAが朝に本部を歩くときはいつもルートが同じなので足が歩数やら曲がる場所やらなんやら覚えていて、前を見なくても余裕で歩けるのだ。今度は書類を見ながらではなくちゃんと前を見て歩く少女。やはりどこかあの美しい中将のオーラを感じる海兵たち。恐る恐る勇気ある一人の海兵が少女に話しかける。
「君、どこに行きたいんだい？案内しようか？」
少女はその海兵の顔をぽかんと見ると、どこか納得したような顔をして言う。
「…そうか、いまはわたしはちいさいからか…げんすいしつにいきたいんですけど、おねがいできますか？？」
海兵たちはその少女の喋り方にあの敬愛する中将を見た気がした。
「おくってくれてありがとう。きょうもみんながんばってくださいね。」
「い、いえ。あ、ありがとうございます。」
思わず敬語になってしまう海兵。ぞろぞろと野次馬達が後ろについてきている。元帥室の中に入ろうとした少女は思い出したように振り向く。
「こんらんさせてしまうとおもうのですが…さきにあやまっておきますね。わたしはAです。」
とことこと元帥室に入って行く少女。
「「「「「えええええええええええ？！？！？！」」」」」
海兵達はAがここに来るまでの行動を思い出し元帥室前の廊下で血を吐きながら悶えるのであった。
ガチャンと開いたドアを見るセンゴク。
「…？誰もいない？？」
と、すぐそこから声が聞こえる。
「センゴクさん！センゴクさん！」
デスクを乗り出して奥の方を覗けば、まるでAを小さくしたようなAに似た少女がいた。
「びっくりするとおもうんですけど、わたしAです！ちっちゃくなっちゃったんです！」
声にならない叫びをあげるセンゴク。そこから三大将とおつるとガープが駆けつけるまで大して時間はかからなかった。
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Marinta Galaxy(プロフ) - スモーカーとヒナとの絡みがどういう展開になるか楽しみです。 (2018年9月9日 23時) (
レス) id: 74fb657421 (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 小ネタで思わず吹きました笑 (2018年9月9日 19時) (レス) id: 724e7d37e6 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 私がリクエストしたものを書いて下さって有り難う御座います！いやー、まだ途中？でも面白いですね！白ひげは普通の話として書いて下さい！逆にお願いしますっ！ (2018年9月1日 11時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
和楽器(プロフ) - あの私も、もう一回リクエストします。夢主が行方不明か迷子になったてのを書いてほしいです!!! (2018年8月31日 13時) (レス) id: aef939673d (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 反抗期のリク消化、ありがとうございます！おもしろかったです！ (2018年8月31日 11時) (レス) id: a916be50ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぽん。 | 作成日時：2018年8月9日 17時
